- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562051496
作品紹介・あらすじ
目次から仕掛けられた大胆な罠。全編にわたる絶妙な伏線。そして最後に明かされる真相――。
80'sのほろ苦くてくすぐったい恋愛ドラマはそこですべてがくつがえり、2度目にはまったく違った物語が見えてくる。
映画化記念、あらたに「11年目のあとがき」を付した特別限定版!
感想・レビュー・書評
-
いろいろな伏線とトリックがあって騙されないようにしなきゃ!と読み始めました。途中まで騙されかけていましたがアレ?と思うところがありちょっと後ろから読んでしまいました。トリックがわかり納得。また、前から読み始めました。
乾くるみさん自身が静岡市出身で地名や大学、お店もリアルにそのまま出てきたので静岡育ちの私には、想像しやすくおもしろかったです。
A面、B面がカセットテープのそれでタイトルがあったので検索してみたら実際にある歌なんだ!とわかりYouTubeで曲を聴きながら読みました。自分が大学生の頃より20年近く前の話になるけど自分の学生時代を思い出しながら読みました。
映画にもなった話なので映像でも観てみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくある恋愛小説だと思って読み終えようとしたときにやっと違和感を覚えミステリーである意味に気づきました。
前に遡り照らし合わせて納得です。
その瞬間にヒロインのイメージがしたたかな女に変わりました(^o^) -
どんなどんでん返しが来るのかワクワクしながら読んだ。
それにしても恋愛小説としてはあまりに退屈で読むのが苦痛・・・・
最後、ン???・・・おお!そう来たか!!
と思ったものの、もう一回読み返す気になれなかった(苦笑)
そう思って前半部分を考えてみると・・・じわじわと怖さが迫ってくる。単に女って怖いじゃすまされないような・・・・ -
よく出来ている。
本当にその一言に尽きると思う。
書こうと思っても、ここまで組み上げるのは本当に大変な作業だと思う。
アイデア、構成、伏線、オチなど、本当に秀逸。
贅沢を言うなら、もう少し余韻というか「重み」があったら最高の小説だった。
-
ラストのトリックは衝撃でした。まんまと何度も読み返してしまいました。読んでいてとても楽しかったです!新感覚の恋愛小説って感じでした!
-
乾くるみ 『イニシエーション・ラブ』
くりぃむしちゅうの有田がオススメしてたんで借りた本。
読み返したくなる本と言われて読むが、普通の恋愛小説…。
って、思ってたら最後の何じゃこりゃっ!な終わり方に読み返さずにはいれないw
映画化するみたいじゃが、出来るんかいなw
2014年読破