プディングの歴史 (「食」の図書館)

  • 原書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562059461

作品紹介・あらすじ

「プディング=甘いデザート」にあらず。その起源は動物の腸に肉を詰めたソーセージ状のものだった。クリスマスプディングやハギスほか、イギリスをはじめとする世界各地のプディングの知られざる歴史を探訪する。レシピ付。

感想・レビュー・書評

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  • ブータンノワールからライスプディング、クリスマスプディング。ポリッジとプディングの境界は何処に。ソーセージとプディングの境界も。諸々謎多し。思ったより遡らなかったのでちょっと楽。

  • 日本と外国では違うことはたくさんある。食べ物だってそうだ。今回のテーマ、プディングも大いに違う。




    日本だとプルルンとするあのお菓子のイメージがあるが、外国のプディングは、血が大いに関係する。元をたどると動物の腸に肉を詰めたソーセージ状のものだった。日本人が思いつかない食べ物だ。





    イギリスが有名だが、20世紀中頃には家庭におけるプディング人気がなくなった。その理由は、プディングを食事の最初に提供している腹を満たす必要がなくなった。そして、女性が外で働くようになり、手間暇のかかるプディングは好まれなくなった。






    ところが「スローフード」が見直されて再びプディングに注目が集まるようになった。





    日本ではこれからも「プディング」がブームになることはないだろう。地を見る料理は好まれないだろうから。




    それでもイギリスではプディングは欠かせない料理の地位を維持していきそうだな。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000054583

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