- Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562060764
作品紹介・あらすじ
大人気! アガサ賞受賞のコージー・ミステリシリーズ第8弾!
豪華客船でいざ大西洋横断の旅へ!
ひょんなことからハリウッドに到着した公爵令嬢ジョージー。
勝手の違う国でわがままな映画人たちの殺人事件に遭遇し!?
いよいよドイツの大富豪との結婚を決めたジョージーの母。でも、そのためにはまずアメリカで離婚手続きをしなければならない。というわけで急きょ、娘のジョージーをお供に豪華客船に乗りこみ、大西洋横断の旅へと発つことに。ところが船中で有名な映画監督から熱烈に口説かれた母は、かつての女優魂に火が付いてあっさり行き先をハリウッドに変更してしまう。映画スターに会えるかも!? 期待に胸を膨らませるジョージーだったが、そこで待ち受けていたのはイギリスの貴族社会では考えらないほど自由奔放な映画人たち。撮影はのっけからトラブル続きで、わがままな俳優たちを諫めようとした監督が何者かに殺されてしまう始末。ジョージーはダーシーと協力して犯人を突き止めようとするものの、勝手の違う国では戸惑うことばかりで!?
感想・レビュー・書評
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人気の「貧乏お嬢さまシリーズ」8作目。
安定した面白さです。
公爵令嬢なのに、実はいつもお金に困っているジョージー。
早くに離婚して出ていった母親は、有名な美人女優。
この母が今の恋人と結婚することにしたので、何度めかの夫と正式に離婚するためにアメリカへ。
豪華客船の旅に、ジョージーも同行することになります。
ところが映画監督に熱烈に請われて、母は行く先をまずハリウッドへと変更。
英国が舞台の歴史もの映画を撮るための顧問として、ジョージーや友人も役割ができます。
お約束で現れた恋人ダーシーも、貴族として堂々と参加。見た目がいいので俳優としても誘われます。
いい加減な舞台装置に英国人は呆れるのですが。
演技力と存在感で、ジョージーの母は、若い主演女優を圧倒するという楽しさ。
おまけにチャップリンに口説かれる?
もはやジョージーの頭が切れるのは人がすぐ気づくほどに。
メイドの出たり入ったりは意外でしたが、まあしょうがない?(笑)
楽しく読めるシリーズです☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ8作目。母のお供でアメリカに向かう豪華客船に乗ったジョージー。居合わせた映画監督に誘われ、母が女優復帰する事に。その船内で豪華な宝石が盗まれる事件が発生。しかも、密命を帯びたダーシーも乗船していた。犯人が見つからないまま一行はハリウッドへ。映画監督の城に滞在するが、高価な燭台が盗まれ、映画監督が殺害される。犯人は泥棒か?夫人か?愛人の女優か?ついに暴挙に出たクイーニーを再び引き受けるジョージーはホントに優しい。探偵振りも益々板に付いてきた。
ラストはハラハラの展開。でも、ダーシーがロサンゼルスに行った必要って…今回はチャップリンが登場!チャッカリ付いてきたベリンダのその後が気になる!ジョージーにさらに輪をかけたドジ振りを見せてくれたイギリス貴族のアルジーが面白かった! -
歴史上の人物が実はこんな人だったのかもとか思うとおもしろいです。
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王家の血を引く貧乏お嬢様、今度はアメリカへ。ママが一緒だと、貧乏旅行にはならないけど、安定の面白さ。
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今回の舞台はハリウッド!
ジョージーは母クレアのお供で芸能界の舞台裏を垣間見るが、やっぱり事件が起こります。
チャップリンとか実在の人物も出てきて面白かった。
英国王室全く関係なかったけど。 -
シリーズ8巻目。
コージーだけど、謎解きもきちんと面白いお気に入りシリーズ、でも今回はちょっと浅かったかな、という印象。
でも、また次のステップに進んだという感じの関係がちらほらあって、これが長く続いているシリーズならではの楽しみでもあるんだよね。 -
ホアンは人生狂わされて可哀想だわ。
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ロサンゼルス、ベンチュラ郡で殺人起こる。