愛する心を取り戻すなら (ライムブックス バ 2-13)

  • 原書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562065271

作品紹介・あらすじ

公爵夫人のコンパニオンを務めるクロエ。夫人が孫のベリック伯爵に結婚するよう説得しているところに偶然居合わせ、伯爵が乗り気でないことを知る。彼は戦場での経験から心を閉ざしていて……愛の癒しを描く《サバイバーズ・クラブ》第5弾!

感想・レビュー・書評

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  • あー、これ、好きな大人の話……といってもえろさではなく、若者だと実感できないところがじっくり描かれた作品でした。

  • 【ネタバレ有り】

    「サバイバーズ・クラブ」五作目。
    ベリック伯爵ラルフ・ストックウッドと準男爵の娘クロエ・ミュアヘッドの話。

    ヒューゴ、ヴィンセント、ベネディクト、フラヴィアンに続いて
    今回はラルフがヒーロー。
    彼は伯爵と書かれていましたが、実は儀礼的称号でして、
    公爵の跡継ぎ孫でした。

    やはり「サバイバーズ・クラブ」のメンバーなだけあって
    彼にも深いトラウマがあります。
    そしてヒロインにも。
    彼女は複数の事情により、社交界から逃げ出し、
    実家からも出て、亡き祖母の親友である公爵夫人を頼ります。
    その公爵夫人の孫息子が、ヒーロー・ラルフです。

    バログらしい経緯で結婚するふたり。
    ちょっぴりハクスタブルの一作目を思い出しました。
    しかも(ネタバレ有りなので敢えて書きます)
    p.309以降に、リンゲイト子爵未亡人も登場。
    スタンブルック公爵(ジョージ)と亡きリンゲイト子爵が親しくしていたそうです。
    今回もビューカッスル公爵が美味しいところを持って行くし
    (フライヤがいなかったのは残念だけど)
    或る場面で涙腺が緩むし
    やっぱりバログのお話、好きだわ。

    次はイモジェンの話らしいです。
    彼女、一筋縄ではいかなそうだから尚更楽しみ。
    あとはベドウィンズが再開されればなんだけど……。

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