曲面・結び目・多様体のトポロジー

著者 : S.C.カールソン 金信泰造

• 培風館 (2003年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、「ゴム膜の幾何学」とも称されるトポロジーについて、初めて学ぶ学生を対象にまとめられた教科書・参考書である。本書のねらいは、多様体、その中でも1次元、2次元多様体に関する基本的なアイディアと考え方を紹介することにある。そのために、トポロジーの代表的な研究対象である曲線、曲面、結び目から具体的な例を取り上げ、特別な予備知識なしに理解できるよう、豊富な図を用い丁寧に解説されている。なお高度な議論を必要とする部分については深入りせず、具体例を用いてできる限り直観に訴える解説を心がけるなど、初学者がとまどうことなく読み進むことができるよう配慮されている。トポロジーへの入門書として好個な書である。

感想・レビュー・書評

[katie1223さんの感想 · 2013年5月24日]

トポロジー　
ポアンカレ： Analysis Situsを機に研究分野として成立。

Surface Topology / Firby 循環則

優しくて易しくてよかった！

[chanple-libraryさんの感想 · 2013年2月4日]

1月11日 第2回池袋図書館ちゃんぷるでお借りしました。

完全に自分の趣味なのですが、トポロジーを素敵だな、と思ってしまうような本でした。
メビウスの帯やクラインの壺という、いわゆるマニアックの入り口の図形や、イメージで表せない図形を考察する、入門書としてはなかなか良いと思いました。

Toshi