クォークとレプトン: 現代素粒子物理学入門

  • 培風館
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  • Amazon.co.jp ・本 (459ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784563021719

作品紹介・あらすじ

本書は,場の理論の知識はほとんど必要とせず,非相対論的量子力学と特殊相対論の基礎的知識だけを前提として,素粒子物理学の全分野を,最新の話題も含めて完全に網羅した初めての書である。 量子色力学(QCD),Weinberg-Salam理論,大統一理論(GUT)などが,読者自ら具体的に計算してみながら定量的レベルで理解できるよう十分やさしく解説されており,細かな議論抜きでてっとり早く素粒子物理学の実際的な手法を身につけることができる。 また本文中には約200題の練習問題を配し,巻末には詳しい解答を付して読者の便宜をはかっている。

感想・レビュー・書評

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  • これまで学んだ素粒子物理学の教科書としては、一番骨が折れた。

    他の教科書の骨子となるゲージ理論が一番最後から二つ目の章で出てくる。

    現代素粒子物理学の進展を理論と実験の双方から説明している。

    特に強い相互作用の説明が他書で見られないほど詳しい。

    他にも類書で省かれている箇所、類書と違うアプローチが随所で見られ、研究に直結する内容が豊富だと感じた。

    最終章で大統一理論や超対称性について触れられており、その必然性が分かりやすく述べられていた。

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