かえってきたはくちょう

著者 :
  • ひかりのくに
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本棚登録 : 62
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784564018251

作品紹介・あらすじ

はくちょうと少年の心温まる静かなお話。児童文学の巨匠コンビがおくる幻の絵本。

感想・レビュー・書評

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  •  とてもいい絵本です。男の子と看病されて傷が癒えた白鳥の子供との心通う物語。思わず感情移入してしまいます。花岡大学・作&柿本幸造・絵「かえってきた はくちょう」、2008.10発行。

  • [江戸川区図書館]

    「柿本幸造 絵本画集 ひだまりをつくるひと」を読んで、この人の挿絵の絵本を借りてこよう、と予約した一冊。

    一緒に借りてきたのはウサギもの二点と、クマもの二点で、トリものはこの一点のみ。「ごんぎつね」や、「手ぶくろをかいに」に通じる毛糸チック?なあたたかな絵柄は、少し年代を感じさせるお話とあいまってとても穏やかな雰囲気を醸し出している。

  • 去年けがをしていて仲良くなった白鳥が、今年もくるだろうかと
    待つ男の子の話

    ちゃんと帰ってきて、覚えててよかったね~

  • 冬になると毎年、はくちょうがやってくる 小さな村のみずうみ。
    おさむは、はくちょうがくるのを待っていました。
    去年のこと、おさむは、ケガをした はくちょうを見つけ、
    「はよう なおしてやらんと、 みんなといっしょに かえられることになる」と、おじいや おばあといっしょに手当てをしてやりました。

    やがて はくちょうは、みんなといっしょに 山のむこうにとびさっていきました。
    雪がふりはじめた ある日のこと、はくちょうのむれが帰ってきました。
    ちゃんと、おさむのそばに よってきたたろうと名づけた はくちょうは、
    うふっ、おかあさんだったのですね
    2羽の小さなはくちょうを連れていましたよ♪

    「どんくまさん」シリーズでおなじみの柿本幸造さんの絵は、ほっこりあたたかです。

  • 4-1 2016/09/28
    4-2 2016/09/28

    **********
    「冬」に。

  • たろうは、はなこ?

  • 2009.4.1

  • ★図書館

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著者プロフィール

1909年奈良県吉野に生まれる。龍谷大学卒業後、児童文学作家として活躍。京都女子大学教授を経て、奈良文化女子短期大学教授。京都女子大学名誉教授。1961年小川未明文学奨励賞、1962年小学館文学賞、1977年正力松太郎賞を受賞。1988年1月逝去。著書 『虚仮記』『新・仏教童話全集 全8巻・別巻1巻』『花岡大学 仏典童話全集 全8巻』『花岡大学 続仏典童話全集1・2』『仏典童話新作集 全3巻』『花岡大学 童話文学全集 全6巻』『東大寺の伝説』など多数。

「1984年 『花岡大学 仏典童話新作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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