白雪ひめと七人のこびと―グリム童話より (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

著者 : ヤーコプ・ルートヴィッヒ・グリム ヴィルヘルム・カール・グリム

• 評論社 (1979年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[Eさんの感想 · 2018年2月27日]

白雪姫の絵本を読み比べる。

「グリム童話より」と銘打ってある。
「雪のように白く、血のように赤く、まどわくのように黒かみの子」、美しいなぁ！
想像するだけでぞくぞく？します。
私の白雪姫はディズニーのアニメビデオからだったので、かざりひも、どくのあるくし、白と赤のりんご、とくるのは新鮮でした。
やっぱり三度なんだよな。
白雪姫が七つなのを考えると、まあ、二回だまされてもしかたないかなぁと思う。
終わり方が衝撃的だけど、やっぱり悪はこらしめてもらわないと。
絵がすてきです。

[yuko-romarinさんの感想 · 2016年11月27日]

この話ほどディズニー映画の影響をもろに受けたものはないだろう。白雪姫と言うとどうしてもあの黒いセミロングの髪に赤いリボンを付け、パフスリーブのドレスを着たお姫様が目に浮かんでしまう。長年あのイメージを払拭する絵本を探していた。その意味では本書は古い絵本ゆえにレイアウトに多少問題はあるものの、グリム童話本来の味を損なわないで伝えている。絵も温かみがあって素晴らしい。

[ハルノノさんの感想 · 2012年7月5日]

オットーの描く小人のようすが素朴でいちばん可愛いように感じる。