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- / ISBN・EAN: 9784566006683
感想・レビュー・書評
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青の濃淡をベースにした、マイケル・フォアマンの美しい水彩画に先ず目が奪われる。
これは、月並みなクリスマスのお話とはひと味もふた味も違う。
エンパイアステートビルが描かれたページが五ヶ所もあり、舞台は高層ビルの林立するマンハッタン。
クリスマスのプレゼントの中に紛れてしまった迷子のトナカイは、ここで偶然ひとりの少年に出会う。
「すごいプレゼントだ!」と喜ぶ少年は、誰にも知られないように大事に大事にトナカイを育てていく。
めぐる都会の季節と、そこではぐくまれる友情と、そして別れと希望と。
そりの鈴の音が今にも聞こえそうな描写。
遠くの空を見つめるトナカイの、淋しさをたたえた眼差し。
それに寄り添う少年も、いずれ訪れる別れの淋しさを予感している。
そしてトナカイの望みを叶えてあげようとした少年の気持ちも、実にうまく捉えている。
でも、ただのお別れではない。
ちゃんと続きもあるので最後までしっかり読みきって、絵もよーく見せてやってね。
美しい挿絵とともに、少年とトナカイのあたたかい交流が、いつまでもこちらの心に残る名作。
愛するものというのは、所有物ではなくて天からの預かりものなのだと、そんな哲学まで味わうことの出来る、深い内容がある。
約9分。5,6歳から、大人まで。
今年はもう機会がないけど、来年はぜひお話会でこれを読みたい!
ところで、そりをひくトナカイには一頭ずつちゃんと名前があるのね。
皆さんはご存知でしたか? -
クリスマスプレゼントを運ぶソリから一番小さなトナカイがプレゼントと一緒に少年の所に届きます。1年かけて一人前に育ったトナカイがソリを引いて飛び去って行きます〜
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図書館
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30年度 2-3
29年度 2-1 4-1 4-3
27年度(3-3)
8分 -
【11/23】近図。季節の本(=トナカイ)&12月の「これ読もっ!!」で紹介
ルドルフしか思いつきません(笑)
名前決まってるんですか!??
気になります。
ルドルフしか思いつきません(笑)
名前決まってるんですか!??
気になります。
コメントありがとうございます!
おお~!「ルドルフ」という名前のトナカイさんがいるのですね!
一...
コメントありがとうございます!
おお~!「ルドルフ」という名前のトナカイさんがいるのですね!
一頭だけでもご存知ならすごいです。
私なんて、名前があるということすら知りませんでした。
ところで、本の中ではこう書かれています。
『たった六、七とうの とくべつなトナカイだけが
あのそりをひけるのを 少年はしっていました。
一とう一とうのなまえを そらでいえるほどです』
・・・・つまり、それぞれの名前は紹介されていないのです。
でも、まさに衝撃の事実でして・・(笑)
まだまだ自分がクリスマスのビギナーだと思い知らされました。
今度調べてみますね!