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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566011199
作品紹介・あらすじ
ガーゴンだけが、ぼくを"透明少年"にしなかった…。長年にわたって傑作ファンタジーを世に出しつづけ、2003年の世界幻想文学大賞において特別表彰の栄誉に浴した作家が贈る、自伝的物語。
感想・レビュー・書評
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4-566-01119-4 300p 2004・6・5 初版
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ロイド・アリグザンダーの半自伝的小説。少年と老婦人との心の交流が暖かく懐かしく描かれている。彼の作品はいつも誰にでも優しい。そこを子ども向けの本の限界、と取る人もいるかもしれないけど、それは違う。
途中、メキシカン・ジャンピングビーンのくだりでやっと再読と気付いた!きっと子どもの頃に読んだんだなーと思って奥付をみたら発行は10年くらい前…え、とっくに大人じゃん自分。もう自分の記憶力が当てにならない年齢にさしかかってまいりました。ブクログを付け始めてほんとに良かった…。 -
波乱に満ちた人生を経験してきたにもかかわらず、今の状況を愚痴ることなく、病いによる苦痛をデビットに悟らせることもない、誇り高い‘ガーゴン’。作中に散りばめられた、デビットが作る‘おはなし’も楽しい。ちょっと風変わりな一族の、それぞれのエピソードも心に残る。しみじみとした、味わい深い作品。
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