- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566024168
作品紹介・あらすじ
「もう待てないんです!あの女に立ち向かうのは、ぼくの定めなんです」-最強の"魂食らい"イオストラと対決するため、トラクは決死の覚悟で幽霊山へと入っていく。あとを追うレンとウルフ。イオストラの恐ろしい企みとは?!全世界注目のシリーズ、圧倒的な感動をよんで、ついに堂々の完結。
感想・レビュー・書評
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2016年2月23日読了。
シリーズ最終巻。とてもよい児童書シリーズだった。 -
最後の巻でした。
とても勝てそうにない敵に立ち向かうトラクはちょっと無謀かもとか思ってしまいました。
フィン=ケディンの言葉に耳を傾けたら違うようになっていたのでしょうか。 -
今までの巻よりも読むのに時間がかかったけど、後半は止まらなかった。何度も、トラクが死ぬ雰囲気があったし、この物語はトラクがいなくなっても成立してしまうんじゃないかと思ってたから心配だった。いよいよトラクの身近な人、しかも大事な人たちにも被害が出始めて、最初からショックの連続だった。ほとんどの謎は解けたと思ってたけど、そういえば〈歩き屋〉のことがわかっていなかった!まさか魂食らいだったとは。最後のフィン=ケディンの説明で納得がいった。白い男の子が出てきたときは、トラクを助けるために出したキャラクターかなと思ったけど、最後の最後で重要な登場人物なんだとわかった。魔導師の素質ね。そのおかげでレンはトラクと一緒になれたし。
とりあえずトラクとレンが最高だった…。命がけでいくときのトラクのキスとか本当最高。これで本当に死んじゃうんじゃないかと思った。あと、白い男の子にトラクがレンを紹介するところ。あれはやばかった。両思いだと当たり前かのように言うなんて…!
イオストラは結局謎だった。どの魂食らいも普通の人間なんだと改めて思った。魔術は使うけど、高いところから落ちたり刺されたりして死ぬってことは普通の人なんだよね。
ウルフと黒毛がまた会えてよかった。子供が一匹生きているだけで進んでいく気がして本当にショックだった。
こんなに綺麗にハッピーエンドになるとは思っていなかったから嬉しい!トラクとレンはつがいになったのか?まぁ幸せならそれでいい!
フィン=ケディンは最後までかっこよかった。フィン=ケディンは魂食らいと結構知り合いだったんだね。やっぱりすごい人だ!
トラクとお父さんも丸く収まったし!感動だった。でも、最後までお父さんの名前が出てこなかった。それが出てくることでまた感動的になるのかなとも思ったけど。
今まで読んだ本の中で一番と言っていいほど面白くて最高のシリーズだった。