- Amazon.co.jp ・本 (708ページ)
- / ISBN・EAN: 9784568104721
作品紹介・あらすじ
本誌デビューとなった1991年の個展レビューから、4度にわたる特集、さらにインタビュー、対談、展覧会記事、自筆原稿、論考までを700ページにわたって網羅。本邦初公開となる最新作、全活動を振り返る、語りおろしロングインタビューも収録。奈良美智×美術手帖のすべてをこの1冊に!!
感想・レビュー・書評
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思っていた以上のボリュームで,奈良さんファンなら買った方がよい本でした.
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犬飼いたい……時もある。
ってな事で、奈良美智の『奈良美智 完全読本 美術手帖前記事 1991-2013』
奈良美智さんの美術手帖に掲載された全記事集。
奈良美智の絵には吸い込まれる何かが有るんよなぁ
可愛いかったり、寂しかったり、悲しかったり、癒されたり。
作品の写真も然る事ながら、対談やインタビュー等の記事も半端なくあって、全部は読み切れなかったけど、奈良さんの人柄にちょっとでも触れられた感じかな
何か作品が欲しいなぁ♪
2年前に青森県立美術館に行った時にあおもり犬に逢えた思いでも
後ろ姿のシュールさがお気に入り
2020年26冊目 -
デュッセルドルフ芸術アカデミー:
美術大学ではなく美術研究所。単位が存在しないから、教官の判断で進級/退学。
作品:自分の瞼の裏に焼き付いている過去の体験を
現在の自分が見つめ直すことで出てきているもの。子どものころの弱い存在。
文字より言葉、語ること。それをビジュアルに置き換える。
一対一の時には言葉よりビジュアル。
俺、個人主義で仲良くなるまでは人を叱れない。だから全部我慢するしかない。
小屋を作るプロジェクトは本当にやりたいことではなかったんだよね。
もともと無名であるということが一番の強み。
だれしもみな、子どもだった。
記憶にあるちいさいころの世界と現在の自分との間を自由に行ったり来たりして、
そのなかからインスピレーションを受けてきた。
自分が生み出すものに感情を転化させた。孤独、疎外感、社会全体への怒り。
「ひとり」なんにも束縛されないで純粋になれる状態、ハングリー精神に似ている。
本物かどうかはわからないけど、嘘ではない自信はすごくある。(奈良)
アートじゃないというのはいいよ。(村上)