奈良美智 美術手帖全記事1991-2013 (BT BOOKS)

著者 :
制作 : 美術手帖編集部 
  • 美術出版社
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本棚登録 : 81
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (708ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784568104721

作品紹介・あらすじ

本誌デビューとなった1991年の個展レビューから、4度にわたる特集、さらにインタビュー、対談、展覧会記事、自筆原稿、論考までを700ページにわたって網羅。本邦初公開となる最新作、全活動を振り返る、語りおろしロングインタビューも収録。奈良美智×美術手帖のすべてをこの1冊に!!

感想・レビュー・書評

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  • 思っていた以上のボリュームで,奈良さんファンなら買った方がよい本でした.

  • 犬飼いたい……時もある。

    ってな事で、奈良美智の『奈良美智 完全読本 美術手帖前記事 1991-2013』

    奈良美智さんの美術手帖に掲載された全記事集。

    奈良美智の絵には吸い込まれる何かが有るんよなぁ

    可愛いかったり、寂しかったり、悲しかったり、癒されたり。

    作品の写真も然る事ながら、対談やインタビュー等の記事も半端なくあって、全部は読み切れなかったけど、奈良さんの人柄にちょっとでも触れられた感じかな

    何か作品が欲しいなぁ♪

    2年前に青森県立美術館に行った時にあおもり犬に逢えた思いでも

    後ろ姿のシュールさがお気に入り

    2020年26冊目

  • デュッセルドルフ芸術アカデミー:
     美術大学ではなく美術研究所。単位が存在しないから、教官の判断で進級/退学。

    作品:自分の瞼の裏に焼き付いている過去の体験を
       現在の自分が見つめ直すことで出てきているもの。子どものころの弱い存在。

    文字より言葉、語ること。それをビジュアルに置き換える。
    一対一の時には言葉よりビジュアル。

    俺、個人主義で仲良くなるまでは人を叱れない。だから全部我慢するしかない。
    小屋を作るプロジェクトは本当にやりたいことではなかったんだよね。
    もともと無名であるということが一番の強み。

    だれしもみな、子どもだった。
    記憶にあるちいさいころの世界と現在の自分との間を自由に行ったり来たりして、
    そのなかからインスピレーションを受けてきた。
    自分が生み出すものに感情を転化させた。孤独、疎外感、社会全体への怒り。
    「ひとり」なんにも束縛されないで純粋になれる状態、ハングリー精神に似ている。

    本物かどうかはわからないけど、嘘ではない自信はすごくある。(奈良)
    アートじゃないというのはいいよ。(村上)






     

  • 1991年の個展レビューから、4度にわたる特集、インタビュー、対談、展覧会記事、自筆原稿、論考まで、奈良美智に関する『美術手帖』掲載記事を完全収録する。語りおろしロング・インタビューも掲載。

    本が重くて(本当に重量の話で・・・)なかなか読み進まない。

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著者プロフィール

1959年青森県生まれ。1987年愛知県立芸術大学修士課程修了。1988年渡独、国立デュッセルドルフ芸術アカデミー在籍・修了。ケルン在住を経て2000年に帰国。1990年代半ば以降、ヨーロッパ、アメリカ、日本、そしてアジアの各地で規模に関わらず様々な場所で展示発表を続ける。見つめ返すような印象的な絵画、日々自由に描き続けるドローイング作品のほか、木、FRP、陶、ブロンズ、そしてインスタレーションなど多様な素材や空間に生命を吹き込む様な彫刻作品を制作。また、制作の日々や旅先での出会いを収めた写真作品も発表している。
作品はニューヨーク近代美術館、ロサンゼルスカウンティー美術館、ボストン美術館、ナショナルギャラリー(ワシントンD.C.)、大英博物館(ロンドン)など世界中の美術館に所蔵されている。
2023年には青森県立美術館で個展を予定している。

「2023年 『Slash with a Knife 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

奈良美智の作品

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