- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569511740
作品紹介・あらすじ
著者が終生求め続けた“素直な心”。それは、物事の実相を見極め、強く正しく聡明な人生を可能にする心をいう。素直な心を養い高め、自他ともの幸せを実現するための処方箋。
感想・レビュー・書評
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「お互いが素直な心になることが大切。素直な心というものこそ、人間として最も好ましい生き方」とあります。
家族や友人、職場の人などどんな人とでもコミュニケーションをとる時に大事なことです。
私は関わるすべての人たちとこのような関係を目指しています。
そのためにもまずは私が素直な心を持つことを大事にしています。
私はチームビルディングを通して「ずんだらぼ」や「ふるさとグルメてらす」の地域共創事業をしています。事業が成長し成功しているのはこの本にあるように、お互いの持ち味を活かしているからです。
私も会社の代表であるからこそ仲間と素直な心で分かち合える関係を作っていきます。
目標に向かって取り組んでいる方、成長したい、コミュニケーション能力をつけたいなど思っている方にオススメの一冊です。 -
長々と書かれているが、要は素直な心になりなさいということ。
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だいぶ前に買って、積読していた本。
家にいる時間が増えたので開いてみたが、今の自分にはあまり響かず、飛ばし読み。
読んでいる途中で『自分の小さな「箱」から脱出する方法』を再読したくなり、カートに入れた。 -
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◆感想
この書籍はAmazonで高評価を得ていますが、松下幸之助氏のネームバリューによるものだと思います。
氏の名前無しで本書を読んだらみなさんどのように感じるでしょうか。
どの章も同じような言い回しで、「~のようなことが多いように見えます。なぜかというと素直な心がないからだと思います。」といった口調で語られます。
「事実確認が不十分な点」、「不自然に "素直な心" に結び付けられている点」はとにかくテーマに沿わせるために無理やり作文した印象を受けました。
さらに、何かの語録集なのか、会話調であるがゆえに文章がまとまっておらず、無駄な言い回しが多い。一つの内容を述べるために一体何行使っているのか。
根拠のないことをだらだらと語られている印象を受けました。
才能のある人が必ずしも教えるのがうまいとは限らない例だと思います。
この本の内容も「素直な心」で読まねばならない、という考え方もあるかと思いますが、前述のような見方もあるということを「素直な心」でご理解いただきたいと思います。
ただ、終盤の「素直な心を養うための実践十カ条」や「終章」あたりは納得参考になるかもしれないと思えるものはありました。
◆評価
標準を☆3つとして、
・現代の大人ならあらかた心得ている内容で目新しくないため ー1、
・前述のとおり、"素直な心" の根拠がないため ー1
・終盤は参考になるかもしれないと思える箇所があったため+1
で☆2つとしました。 -
最初読んでいて理想主義だな…と感じていたが、そのうちそう考えていた自分自身が素直な心ではなかったことに気づいた。
誰かの考えを素直に受け取り、考えることが大切なのだ。
特に印象的だったのは、素直な心を養うための実践十カ条のうち「つよく願う」の項だ。よいものを生み出そうと強く願うほど、会心の作品が生まれるというのは、私もサークルで実感した。やはり心に強く思うことは、人を最も動かすのだろう。 -
素直な心になるためにの参考書
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パナソニックの創業者、松下幸之助さんの著書を初めて読んだ。
とても愛にあふれる内容。
ビジネスを超越していると思ったが、愛が無いと会社を大きく永く存続させることはできないのだろうか・・・?
そして、創業者が去ったのち、どうやってその心を残して行けばよいのか・・・
創業社長の復帰を聞くたびに疑問を感じる。 -
読み進めていく中、どうも内容に集中できない自分がいた。
何でだろう何でだろうと読みながら頭の片隅で考えた。きっと素直な心が働いていないからだろうと思った。
心に残ったこと、これまでの教訓に重なったことは、平常心と昨日今日を振り返り反省すること。わかっていつつも、やれていないものだ。悪に対する考え方も参考になった。適当な限度まで悪を少なくしていく努力は続けてゆくけれども、その悪が存在すること自体に対して必要以上に心を煩わせることもない。また、激しい感情に駆られて悪に対してことさらに憎しみや怒りをぶつけてゆくこともないのだ。そういった冷静にしておだやかな考え方、態度を身につけていきたいと思う。