郵政民営化論: 日本再生の大改革

制作 : 小泉 純一郎  松沢 しげふみ 
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569609164

感想・レビュー・書評

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  • あ、前原誠司だ。

    いったい何がどうなったら今みたいな政局になってしまうのか、それはこれから調べるワケだけど、郵政民営化が過去の出来事となる準備は整いつつある。郵政民営化は、どうやら失敗に終わるようだ。
    勉強不足のため、何故失敗に終わろうとしているのか詳しく知らないのだが、自民党党首である麻生元首相まで「民営化には反対であった」と漏らしたほどだ。それほど民営化は日本にとって宜しくないものだったのであろう(撤回したが)。
    これから調査をすすめる特定局、民営化以前は自民党の集票マシーンであった。もちろん民営化後は敵対する。そこで今回の民主党大勝を考えてみると、やはり特定局の影響力を無視できない。例えばこの本に堂々と写真まで載せて民営化支持を表明している前原誠司、郵政反対を掲げる内閣に名前を連ねることとなった。これはどういう要件なのか。何故意見を変えたのか。
    民営化反対という言葉の裏に、一体何が隠れているのだろう。もちろん反民営化が日本を健全にするような形で進行すれば、それは良いことだ。しかし、今回の大勝の裏に不健全な支持基盤が違う側に着いたというおまけも付いてくるのであれば、日本の政治は本質的なところで何も変わってないということにならないだろうか。

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