大人のための勉強法 (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 754
感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569610863

作品紹介・あらすじ

能力主義社会、そして人生80年の長寿社会である現代は大人にこそ勉強が必要であると著者。学校の勉強が嫌いだった人でも、遅すぎることはない。学ぶために必要な能力を身につけ、そのためのテクニックを知れば、競争社会をサバイバルできるだけでなく、何歳になっても知的に若々しく人生を楽しむことができる。▼著者は精神科医であると同時に、自ら大学受験生を対象とした通信講座を主催。著者に数々のベストセラー参考書もあり、受験勉強研究家としても実績がある。▼本書では、まず、最近の精神医学や知能研究の成果をふまえて、IT時代に役に立つ「頭のよさ」とはどういうことかを考察する。さらに本書では、英語学習やライセンス取得、仕事上のプレゼンテーションなどについての、効率的に成果のあがる勉強の技術も紹介する。何歳になっても、実力を磨くことで人生の選択肢は増やしたい―そんなチャレンジ精神を刺激する一冊である。

感想・レビュー・書評

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  • 大人になってからも学ぶことは必要である いろいろな意味で
    インターネットの時代には 求められる知識 能力がある 著者は独自の考え方を持っていて わかるが 共感できないところもある
    予備校には通えない 独学したいのだ
    20年前のノウハウは今でも通用するか
    高齢になっても楽しめるものを選ぶ
    精神科医の著者である 自己と他社の区別同一化は考慮すべし

  • 全ページじっくり読むのではなく、目次を読んで面白そうなところだけ熟読したほうが頭に残る。
    自分の意見を持つことが大切。

    全部読まなきゃと思わなくていい。
    ただ、読むだけじゃなく自分も参加しないといけないと思いました。

  • 勉強は実質終わりなんかございません。
    死ぬまで勉強だと思っております。

    大事なのは見方だと思うのですよね。
    興味を持たないことには何の意味もありませんでね。
    それと苦しいだけのそれは本当に意味ないです。
    勉強が嫌いになるだけです。
    やめませう。

    後半部分は資格を取る気がない人は
    飛ばしても構わないと思います。

  • いろいろなことが網羅的に書かれているが、読みどころは3章と4章のあたりに限られる。
    3章は時間術、スケジュール管理、情報整理術などで示唆に富む。4章は資格試験について、資格の選び方、過去問の大切さ、勉強仲間の有用性などについて述べていて、参考になる。やはり、励ましあったり、切磋琢磨したり、教え合うような友人はいた方がいい。難しい資格試験なら尚更だろう。

  • 仕事上のスキルアップ、資格の取得のための勉強方法について、一般的な観点で述べた内容
    頭を良くするトレーニング(テクニック)、能率を上げる勉強術、ライセンス取得のテクニック、等勉強全般に活用できる具体的方法について説明されている
    若干古い本ではありますが、基本的な内容なので、いまでも十分通用する内容だと感じました

  • 時間は1日24時間で増やせない。
    効率よく勉強する為にはやらないことを決める。
    1週間毎の具体的な目標設定をする。
    土日どちらかに、その週のキャッチアップ時間を確保する。

  • 大学受験、資格取得、語学習得、論文などについての勉強方法について書かれています。

    真新しい知識は少ないですが、今の自分の状況から比較して、どういったアクションを起こせばよいか。という一連の流れが詳細に書かれているため一種のルーティンワークを確立させたい方には参考になります。

    作者が心理学者というのこともあり対人関係についてのライフハックのようなものもあり、コラムくらいのノリで楽しめます。

  • これを読んだのは15年くらい前で、自己啓発本に興味があって何冊か読み漁っていた時だと思う。多分、仕事に興味が持てなくて何か別のことをやりたいと思っていたのかもしれない。
    本書は前半で大人が勉強する背景やどのようなメリットがあるかを心理学的なアプローチを交えて解説しており、後半で具体的な資格や再入学の一般論について述べている。本書をよんだ当初は自分の目的とあまり合わないと落胆したが、再度読み返してみると、前半の2章まではなかなか興味深い内容であった。20年前に書かれた本なので、現在の状況とはかなり異なる場面もあるが、勉強することのメリットについては、現状かなり重要な話もある。
    自分としては結果的に実用として活用はできなかったが、現状の自分を見直すのには良かったかもしれない。

  • いい本だった。勉強とはどういうものかについて上手くまとめられている。
    特に前半の頭がいいというのはどういうことかについて語っているところは話の流れがかなり綺麗。
    後半のハウツー感が出てくると面白さは減るが、前半だけでも読む価値は十分。

    頭がいいとは①知識があり②推論ができて③メタ認知を持つこと

  • 学校を卒業してからも学ぶことを絶やさないようにしなければならない。刺激になった。

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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