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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569625164
作品紹介・あらすじ
日中国交樹立三十周年を迎えた二〇〇二年。その華々しい友好ムードとは裏腹に、日本国内にはいまだ「嫌中感情」が根強い。瀋陽事件は日中関係の虚実をまざまざと映し出した。靖国参拝、歴史教科書、尖閣諸島問題など、内政干渉まがいの要求を突きつける中国と、漫然とふりまわされる日本外交。繰り返されるその構図は、実は一九七二年の、拙速すぎた国交正常化がもたらしたツケだったのである。いまこそ国交樹立の過程を回顧し、贖罪外交を続ける日本政府・外務省の姿勢を問い直す。
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