おとなの温泉旅行術: 本物の見分け方・入り方 (PHP新書 253)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569629070

作品紹介・あらすじ

デフレ経済、リストラ、ボーダレス社会…現代人の言い知れぬ不安は、温泉でこそ癒される。そのキーワードは「純和風」と「本物志向」。日本人が大切に培ってきた温泉文化の恵みをありのままに享受するには、あらかじめ正確な情報収集を怠らず、旅先では五感を非日常モードへと切り替える心構えが必要なのだ。若い女性に芽生えた静かな混浴ブームの真相から、自分だけの「温泉別荘」の見つけ方まで、本物の温泉選び・宿選びを通じてやすらぎの「ふるさと」を体感する、温泉教授の賢い休暇術。

感想・レビュー・書評

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  • 今日のシニア講座「温泉ソムリエに学ぶ」をより楽しく聞くために松田忠徳さんの「おとなの温泉旅行術」(2003.6)を再読しました。著者は湯治場がこれからの人気スポットと仰ってますが、ほんと湯治場はいいですね。ひなびた温泉地は現代の隠れ家だと思います(^-^) 40代、50代は転居の土地で、また、出張の折に、よく温泉に行ったものですが、しばらく遠ざかっています。

  • [ 内容 ]
    デフレ経済、リストラ、ボーダレス社会…現代人の言い知れぬ不安は、温泉でこそ癒される。
    そのキーワードは「純和風」と「本物志向」。
    日本人が大切に培ってきた温泉文化の恵みをありのままに享受するには、あらかじめ正確な情報収集を怠らず、旅先では五感を非日常モードへと切り替える心構えが必要なのだ。
    若い女性に芽生えた静かな混浴ブームの真相から、自分だけの「温泉別荘」の見つけ方まで、本物の温泉選び・宿選びを通じてやすらぎの「ふるさと」を体感する、温泉教授の賢い休暇術。

    [ 目次 ]
    序章 デフレ時代の温泉人気
    第1章 現代日本の温泉事情(「純和風」への逃避と自信;「ふるさと」づくりがもたらした成功 ほか)
    第2章 日本人にとって温泉とは何か(温泉の起源と「禊」の精神文化;仏教の流入と温泉の発見 ほか)
    第3章 本物の温泉の見分け方・入り方(本物を見極めるための温泉基礎知識;「裸のつき合い」を円滑にする実践マナー講座 ほか)
    第4章 温泉教授の目的別旅行プラン(できる男の温泉休暇術;女性のための旅行指南 ほか)
    第5章 平成温泉番付

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著者プロフィール

文学博士・医学博士。札幌国際大学観光学部教授(温泉学、観光学)、モンゴル国立医科大学伝統医学部教授(温泉健康医学)。旅行作家、崇城大学客員教授(温泉学)。
1949年北海道洞爺湖町洞爺湖温泉生まれ。東京外国語大学大学院(修士課程)、モンゴル国立医科大学大学院(博士課程)で、第三世界の文学、モンゴル学、温泉医学等を学ぶ。日本で初めて温泉を学問としてとらえ「温泉学」という分野を切り開いた温泉教授の異名で知られる温泉学の第一人者で、温泉文化論、温泉観光学から温泉医学まで活動範囲は多岐にわたる。現在、国際的な温泉学者として活動する一方、国内では精力的に全国各地の温泉地再生の指導を行っている。
「温泉は生きている」という概念のもと、「源泉かけ流し」という言葉を造り啓蒙・普及、及び理論の構築に努め、全国各地の「源泉かけ流し宣言」を主唱。現在まで入湯した温泉は4600湯を超える。
著書に「温泉教授の温泉ゼミナール」「これは、温泉ではない」「温泉教授の日本百名湯」(以上、光文社新書)、「江戸の温泉学」「温泉旅館格付けガイド」(以上、新潮社)、「温泉教授・松田忠徳の古湯を歩く」「温泉維新」(以上、日本経済新聞出版社)、「温泉力」(ちくま文庫)、「美人力を上げる温泉術」(講談社+α文庫)、「新・日本百名湯」(日経ビジネス文庫)、「松田教授の温泉道」(中西出版)、「一度は泊まってみたい癒しの温泉宿」「温泉に入ると病気にならない」以上、PHP新書)など、130冊以上あり、温泉関係の著書はアジア諸国で翻訳出版されている。
他に、DVD「温泉教授・松田忠徳の日本百名湯」全10巻(日本経済新聞出版社)、ニンテンドーDSソフト「全国どこでも温泉手帳」(マーベラスエンターテイメント)もある。

「2011年 『北海道の観光を変える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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