ブラック・ジャックはどこにいる?―ここまで明かす医療の真実と名医の条件
- PHP研究所 (2003年7月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569629605
感想・レビュー・書評
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佐藤秀峰作の人気コミック「ブラックジャックによろしく」に登場する天才心臓外科医、北三郎のモデルと言われる南淵明宏氏が日本の医療現場の実態を明かしたエッセイ。
南淵氏は年間200例の心臓バイパス手術を執刀するという日本屈指の心臓外科医。と同時に日本のおかしな医療界を嫌い、海外で腕を磨き、実績を積んだ医師である。
そんな南淵氏が、自身のこと、日本の医療界のことについて書き著したのが本書である。真に自信のある著者だからこそ出せた本だといえる。
本書を読んだからといって良い医者を見つけられるようになるわけではないが、読んでおいて損はない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
医者がどういう風に作られるのか。日本の医者事情。赤裸々に語られる医者の世界。崇められることの多い職業の裏側。もし自分が病気になった時に本当に任せきりにしていいのか。この本は一般の方に医者の世界、医者と接する時の対応など様々なことを教えてくれる
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かなり明け透けに、そして判りやすく『セカンド・オピニオン』の事等が書かれている。
著者の南淵氏は心臓外科医です。
そしてその学生時代の事なども書かれている。
なんて事はない。医学生も普通の学生だ。しかも国家試験はマークシート。
何処まで頑張るか、ナニに頑張るかは学生次第。
コレは何処でも一緒なんだと実感。
恐れる事はない。医師も人間だという事。
ただ。
どうして プライドが高くなるか という事も判ってしまった…