- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569633459
作品紹介・あらすじ
人は恋してしまうもの。しかも特定の相手に。ある時は一目惚れ、ある時は友人だったはずの人。ひとたび火がつけば、その人のことしか考えられなくなる。その激しい感情のメカニズムとは?フロイトとユングの心理学を重ね合わせながら、ニーチェやキェルケゴール、プラトンの思想を軸に恋愛を哲学する。心の中に眠っている恋のエネルギーは、自立した人生を始めるための、かけがえのない起爆剤であることが語られる。人間特有の不思議な心理構造を通して、自分らしく生きる意味を真摯に考える哲学エッセイ。
感想・レビュー・書評
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20211002
「いい恋愛ができることと、自分らしく生きることは、ほとんどイコールだと思う」という一言が胸に刺さる。
間違いない。
恋愛は、人生においてとっても大きな意味を持つんだろうな。最近、イキイキしてると言われるようになったのも、恋愛のおかげな気もする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
偉大なるおじさんたちは結構ロマンチックなことを考えていたようだ。
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著者が自分の奥さんにむけて書いてるからか、どうも客観性に欠ける気がして、気持ち悪さがある。
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わたしが読書を始めるキッカケとなった本
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内容忘れた
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世界で有名な愛の作品がずらりの著者なりの解説
著者の妻はとても大事にされているのがひしひし感じれた
この本を通して「誰よりも愛してます」と誓っているように感じた
「海辺のカフカ」難しそうだけど少しだけ読んでみたい気持ちになった
わたしは カタカナの名前が苦手です・・・・ -
「哲学」と聞いてとてもお堅い感じがするのだが
実際この本も結構お堅い感じだったのだが
「恋」というのがテーマだったので、意外と面白く読めたと思う。
この本を読んで「恋」とはこんなに深いものだとは思わなかった。
村上春樹さんの本を分析しているのは面白いと思った。
村上春樹さんの作品は村上春樹さん自身の内面を描きだしている
というのには驚いた。
彼の考え(経験もあると思うが)だけであれだけの作品が
できることがとてもすごいと思った。
「恋する力」はすごいと思ったし、村上春樹さんの作品が
読みたくなった。 -
大学3年のゼミ夏合宿のテーマ本です。
いろんな人物が恋の力によって作品を産み出していたということを説明しています。 -
何となく読んでみたけど
村上春樹を例に出していておもしろかった。
でも、頭の良い人って
物語を物語として真っ正面から素直に楽しめないのかな? -
そもそも「恋する」ってなんだ?どういう意味?
っていう疑問が解けるかもしれない。
恋がしたくなるかもしれない。
ろまんちっく 梅香さんすてき
お気に入りの一冊*