- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569643854
作品紹介・あらすじ
ライオンたちと別れ、両親と再会したチャーリーに新たな魔の手が…。カリブ海の孤島での運命の闘い。世界中の親がもっとも子どもに読ませたい物語、ついに感動の完結編。
感想・レビュー・書評
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最終巻。
チャーリーがコーポラシーに捕まるけど、色んな動物の助けを借りて脱出&コーポラシーを壊滅させる話。
盛り上がりに欠けるし、無理して全員参加させた感がする。
もう少しチャーリーの片割れ的なチーターを登場させて欲しかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネコ語を話せる少年。
誘拐された両親。
ロンドンからパリ、ベニスを経由して舞台はアフリカのガーナ、そしてカリブ海へ。
最初はチャーリーが誘拐された両親を追いかけ、今度はさらわれたチャーリーを両親が追う。
一度は国に帰ったブルガリアの王さまも、故郷のアフリカに辿り着いたライオンたちも、チャーリーを助けるために動き出す。
そしてチャーリーは、金もうけの道具にするためにさらわれた子供や動物たちを解放するために行動を起こす。
これで面白くないわけがないはずなんだけど、どうもいまいち。
大勢の登場人物(動物も)たちの行動が、いちいち都合よすぎなのよね。
必要なときは出てくる。不必要な時は静かにしている。
だから話のテンポはどうしても悪くなり、ドキドキ感が失速してしまう。
製薬会社が金儲けをするためにどんなことをしているのかなんて、目の付け所はとてもいいのだから、あとは物語の見せ方だと思うのだけど。
ハリー・ポッターのブームに乗っかってちゃちゃっと出版されたような感じ。
もっとこなれた作品を書けるようになったら、もっといい編集者についてもらったら、面白い作品ができるのではないだろうか。 -
面白かった
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三部作でしたが、物語が進むにつれて少し失速気味かな、と感じました。
全体の設定は好きなのですが、ところどころ読みにくいというか、もう少し推敲された文章で読みたかったです。
情景描写などでも、これはいらないな、と思う部分が多く、煩わしかったです。
ラストもちょっと雑に感じられたので、残念です...
無理に登場人物の多くを描写し過ぎで、ラストはもう少しチャーリーとライオンたちとの別れ、ヒョウとの再会などを細かく描写して欲しかったです。
推敲して、中身の濃い内容になれば、多分2巻でまとめられたと思います...
物語の雰囲気や設定は好きですが、文章がいまいちだったので☆3つにしました。
映画化は結局どうなったのかは分かりませんが、もう少し内容をしっかりして、設定もより細かくすれば見てみたいと思います。 -
1、2は逃亡であり、冒険で、とにかくドタバタと失踪してきたけれど3は少し落ち着き気味。
チャーリーの機転はかわらず、ライオンたちとの友情も途絶えてはいません。
私はケモナーのケがあるので、とある豹に悶え狂いながら読んでいました。エルシナも可愛い。
ラストが大団円すぎて、そ、そうすか、ってなったんですが、まあ、ファンタジーなので仕方ないでしょう。 -
ヤベェ!!!ライオンカッコイイ!!!!!!!
天野 喜孝さんのイラストも美しくてイメージにぴったり★ -
2巻に感想。
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ラフィがいとこねぇ・・・。児童文学にありそうな設定ですこと。「ニヌー」ってちょっと「ジズー」っぽい(関係ない?)。ライオンの名前は秘密なのにヒョウの名前は「ジョージ」なのか。いまいち謎。
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ネコ語を話す少年チャーリーが、行方知れずになった両親を探しに行き、途中出会ったライオンたちをアフリカに帰すというお話。1巻・2巻はハラハラ手に汗握り、3巻はついに対決!という流れで、チャーリーの成長っぷりも伺えてなかなか素敵です。最後には思わぬ再会なんてのもあって、ちょっと感動。テンポも良く、読みやすいです。ただカメレオンが何語でも話せるというのは、ちょっと苦しい気がしますが。