- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569659466
感想・レビュー・書評
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いろんな人の大事にしている言葉が好きなので、読んでみた一冊。仕事が本当に好きで取り組んでいたんだな、ということは伝わってきたけど、正直期待通りというか本としては普通な感じでしたね。^^;嬉しかったのは「美味しいものを食べて機嫌の悪い奴なんていない」って黒澤監督も仕事仲間との食事を大切に考えていたこと。自分も同じことを考えて、職場でも地域でも食べ歩き隊のようなグループを作ったりしてみんなで一緒にうまいもんを食べる機会をつくるようにしていて、黒澤監督もそうだったんだって思うと「ですよね~」って言いたくなりました。1回でいいから、一緒に飲んだりしてみたかったなとか。
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印象に残ったのは、本を粗末にしなかったこと、みんなで賑やかに食べて飲むことが好きだったこと。
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名匠黒澤明の珠玉の名言集。説明は不要でしょう。
「文化に携わる人々が、世界を平和にする連帯を作るのにもっとも適任ではないか、感受性や想像力を持ち文化を大切にしているのだから、理解し合う足がかりが多いと思う」。 -
前から欲しくて探していたけど見つからなかった本を発見した。
「前向きなんていうけれど、人間みんな前に歩くんだ。」
「くよくよしても仕方ない。飯食って寝るだ。」
「わからなければ、皆が走っているほうに走れ。」
「切り捨てるのも選択の一つである。」
いろいろと、心に留めておきたい言葉がいっぱい。
そして、一番響いたのが、
「何もないところからものを創り出していると思っているのは
人間の驕りだよ。生まれてから今までのどこかで、耳にし、
目にした何かが、知らず知らずに入り込んだ記憶が、何かの
きっかけで呼び覚まされて動き出す。そうやって、創造して
いくんだと思うよ。」
「知らず知らず」の記憶が新しいものを生み出す。
いろんなものに触れて、感じて、勉強して。
そのなかからいいものができたらいいね。
わしもがんばろっと。 -
親愛なる黒澤明。俺は先生と同じ身長です。