- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569666198
感想・レビュー・書評
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論理思考、ロジックといった類いの書籍は世に溢れている。
この「論理思考と発想の技術」も その内の一冊ではあるが、私にとってはとても貴重な一冊だ。
ひとつは、演繹と帰納をすっきり説明していること。
なんとなくは理解していたが、この本のおかげでとても理解が進んだ。
もうひとつはアブダクション、発想法であるが、こちらもとても理解が進んだ。
「広げて、収斂し、発想につなげ、現実的に具体化する」といった内容であるが、それぞれのステップにおいて、とても具体的な説明があり、考え方としてなるほどといえる内容となっている。
また、『アイデアのつくり方』とまったく同じアプローチであることにも気がつき、これら発見もあってとても楽しく読むことができた。
KJ法はじめ、カード形式で整理する方法は、連関図、CRT、親和図など、さまざまな方法があるが、個々の方法ではなく、発想のアプローチの本質が、この本にはある。
この本質を理解した上で、目的に応じ、方法を選択することが望ましいと思うし、どのような視点でまとめるかという論点が重要なのであろう。
この本にもあるが、「一次情報が大切である」ということを意識し、現場に足を運ぶなど、発想を刺激するナマを大切に、精進せねば。。。
読み終えはしたが、いまだ時折 読み返している。長い間ほおっておいた本なのに、今年いちばんインパクトをくれた本になった。
本当にありがとう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんとか読み終えた。書いてあることは、納得出来るとこもあり、難しい表現もあり。またいつか挑戦したい。その時は、読みこなせるようなステージに立っていたい。いまは無理だった。
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1回読んだだけではなんだか理解し難かった。言葉の定義もなんだかややこしく、いまいちだなーというのが正直な感想。
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コンサルタントだと後さんの本が一番論理的かも。
量は多いですが、実践的です。 -
ロジカルシンキングの入門書として紹介していただいた本。
非常に分かりやすい。人間を説得する際に必要不可欠な5つの要素には納得させられた。
この本を繰り返し読み、ロジカルシンキングを身に着けたいと思う。 -
キレ者とはこういう人の事をいうんだね
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■目次
第1章 論理とは何か?
第2章 論理の原則
第3章 論理の演習
第4章 イッシュー(争点)を考える
第5章 ゆたかな発想を求めて
第6章 論理と発想についての断章
■レビュー -
文句なしのロジシン本!この値段でこの内容はスゴい!1年生の時から、ほったらかしにしてしまった事を後悔…。
さてさて内容についてだが、第1章〜第3章は、『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント)をもう少し噛み砕いた感じか。演習問題(第3章)がしっかりと入っている点も評価できる。第4章では、問題をかみ砕いて行く方法を記載している。そして第5章では、それから解決法を導き出す方法(例:KJ法)を書いている。最後の第6章では、発想、というものに焦点を当てている。
特に5、6章の読む価値は非常に高い!これだけでも、これ1冊の値段払ってもいいかも…。ロジシンとか学びたいけど、『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント)読むのが面倒だとか、難しい人はこっちから入るのがいいかも。何よりも安いし(笑)