お江戸の意外な商売事情: リサイクル業からファストフードまで (PHP文庫 な 17-13)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569668581

作品紹介・あらすじ

当時としては人口世界一を誇った100万都市江戸。城を中心に武士が住み、庶民が生活していた江戸は、大阪とはまた違った、消費都市の顔を持っていた。それは、食べ物、娯楽、ファッションに始まり、現在でいう情報産業、リサイクル業など、実にさまざまな商売が生まれ、都市生活を支えていた。本書は、10分野に分けて、新商売、珍商売の数々を紹介した江戸学入門本である。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の、主に庶民の風俗についての解説本。
    こういう本を読むと、当時のひとびとの活き活きとした生活が見えてきて、すごく楽しくなります。
    現代の私たち、特に日本人には不便なものなどほとんどなく、不便と思われるものはかなりのスピードで改善されています。そんな私たちからすれば、江戸時代はどれほど不便だっただろうかと想像も難しいですが、不便は不便なりにいろいろと工夫して生活していたんだなぁ、と、逆にそういう生活もたのしそうだなぁ、と思ってしまいます。
    個人的には京の風俗も知りたいのですが、そういえばあまり見当たらないですねぇ…

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著者プロフィール

函館市生まれ。編集者を経て現在は歴史作家。歴史の意外な側面や人物のもう一つの顔に焦点を当て、執筆を続けている。著書に『江戸東京の地名散歩』(ベスト新書)、『江戸三〇〇年 あの大名たちの顚末』『江戸っ子はなぜこんなに遊び上手なのか』『水の都 東京の歴史散歩』(いずれも小社刊)など多数。

「2023年 『図説 家康が築いた 江戸の見取り図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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