「科学の謎」未解決ファイル (PHP文庫)

  • PHP研究所
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569670546

作品紹介・あらすじ

インターネットの発達により、家にいながら世界とつながる。遺伝子情報の解明の進歩により、かつては不治の病といわれていた病気も治療できるようになった。宇宙に目を転ずれば、人工衛星による宇宙探索は太陽系の外にまで広がっている。▼しかし、これほど近年、科学技術がめざましく進歩しているにもかかわらず、地球のわずか数百キロの内部がどのようになっているか、正確には知られていない。このように科学的に解明できないものが数多くある。身近なところでは、ヒトの右利きと左利きはどのような仕組みで決まるのか? なぜ鮭は生まれた川に遡上してくるのか? ビッグバン以前の宇宙には何が存在していたのか? ナスカの地上絵は何かのメッセージなのか? 本書では、人類、動物、宇宙、遺跡などを中心に、現代科学をもってしても解明できていない事象に焦点を当ててみた。▼興味津々の謎に迫る、ミステリータッチで楽しめる科学読物。▼文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 「科学」の謎未解決ファイル
    宇宙と地球の不思議から迷宮の人体まで

    PHP文庫

    2008年10月17日 第1版第1刷
    著者:日本博学倶楽部
    発行所PHP研究所

    PHP文庫に12-58.

    978-4-569-67054-6 c0140¥514E.

  • 現代の技術をもってしても解明されていないことは以外に多い。今後の技術進歩によって解明される日が楽しみですね。
    長寿や老いるメカニズム、宇宙のメカニズムなどワクワクしちゃう

  • タイトルでトンデモ本系統を連想してしまいそうですが、さすがにPHP文庫でそれはありません。,ライトに数多くの「定番」の謎を語ってくれています。,それでも、初めてしるトピックスもありました。,ダークマター、カルナック列石、ファロスの灯台etc.,割りと古代遺跡関係が弱いので。

  •  暇な時に雑学のネタとして読むにはいい本だと思った。
     読むための十分な暇がなくて流し読みになってしまったけど。

  • 以前にコンビニで購入した1冊。まとまりはないが、様々な科学の分野のトピックスが紹介されていてそれなりに楽しめる。ただ、各トピックスは「こういう説もある。まだまだわからないことばかり。」という不確かな内容ばかりなのは少し残念。

  • 結構興味を惹かれるが、やはり未解決なので気になる気になる。
    2月28日読了!

  • 普通に知っているネタが多く(ポールシフトや全球氷結など)その割には各項とも「今後の解明を待つ」という終わり方なのでモヤモヤ感が。

  • まぁそのまんまって言えばそのまんまなんだけど、問題提起をするだけなのが残念でした。
    たしかに未解決なのだから詳しくは書けないのかもしれないけど、もうちょっと説明的なものがほしかったです。
    モヤモヤするだけでした。

  • タイトルの通り、未解明の謎ばかり取り上げられているため、読んだら消化不良になるのはわかってはいたものの、やはりモヤモヤが残る内容でした。
    日本博学倶楽部なる団体が著者となっていますが、博学な人を持ってしても、やはり解けない事象はまだまだ世界に山とあるようです。

    「まだ解明されていない」「謎に満ちている」「原因は突き止められていない」「その答えは今後の研究によって少しずつ明らかになるだろう」「今後の発見が待たれる」ばかりで、結局真新しい発見はありませんでした。

    現代科学で未解決の謎70個が紹介され、憶測やさまざまな学説が紹介されていますが、結局どれも確証がないため、心に留めておこうという気持ちはあまり強くは起きませんでした。
    ただ、適当な噂を書いて話を広げ、大げさなショックを与えようとする意図はなく、淡々と現状の謎を紹介しているところには誠実さを感じます。

    『旧約聖書』に出てくる大洪水の舞台は黒海かもしれないという説は、面白いと思いました。
    てっきり海だと思っていましたが、湖という可能性があるとは意外でした。
    また、男が地図を読めるのは一夫多妻制だったからという仮説が、あまりにベタな理由だったところに、逆に驚きました。

    謎と関係ないところでは、「プラシーボ効果」の反対として、いくら良薬を飲んでも、疑っていると効き目が出ないという「ノシーボ効果」という言葉があることを知りました。

    また、哺乳類、鳥類、爬虫類などの祖先としては、カンブリア紀に出現したはじめて背骨の原型を持った生き物「ピカイア」が挙げられるそうです。
    ナメクジウオに似ていたとのことです。

    ほかは、大衝突を英語では「ジャイアント・インパクト」というということが印象に残りました。

    土星のリングは7つあり、厚みは1km以下。全体との比率的に見ると、紙よりも薄いことになるそうです。
    地球の内部はマントルだと習ったけれど、いまだ確証のない憶測に過ぎないということには驚きましたが、確かに誰もそこまで掘り下げてみたことがないのなら、仕方がないことです。

    提示されたどの事象も謎だらけのために、はっきりしない点がつまらなく思えますが、逆にこの情報に統治された世の中で、誰にもわからない謎がまだ残されているということにロマンを感じました。

  • ホーキング本の連読に頭が痛くなり、ひと休み。 現代科学で未解決の謎70個を取り上げ、各種学説をコンパクトに紹介している。 但し1項目当たり3頁くらいなので深い内容は端から期待できない。 気になったテーマをインターネット検索してみるのも一手だろう 個人的には石油・天然ガスの「無機起源説」と 『旧約聖書』に出てくる大洪水の舞台が黒海か?という話しに興味を引かれた。 SFで使われそうな話題も多いのでSF好きなら目を通しておいても損はないだろう。 蘊蓄雑談のネタ帳としても使える。サイエンス本とは言えないがトンデモ本でもない。

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