テディ・ゴー! アー・ユー・テディ? 2 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569678160

感想・レビュー・書評

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  • 今回あまり盛り上がりが少なかった気がする。
    でも、娘さんのところは泣けた。

  • 【収録作品】 帰ってきたあいつ/黒い髪の白い女/探偵家族/テディ・ゴー!

  • 読書記録をつける!と決めて読書を始めて...
    記念すべき一冊目です☆

    殉職した後、縫ぐるみに憑依した元おっさん刑事の康夫としがないアルバイトの和子の二人が 探偵の真似事をしながら事件を解決するという痛快なコメディー作品。

    設定がはちゃめちゃだけど、物語として読むならこのくらいぶっとんだ設定のほうがおもしろい!

    ということで、ぐんぐん読み進んであっという間に読み終わりました。
    面白かった…。

    加藤実秋さんの作品は、インディゴシリーズで知って。
    それ以来、大好きな作家さんのお一人です♪

    ちなみにこの作品。
    本当は、「アーユーテディ?」という作品の続編だったらしい(笑)
    こっちも読まなくちゃ!!(笑)

  • 肩の力を抜いて楽しめる作品。この作者の本は何冊か読んでいるのだが、いずれもライトなミステリー。
     中でもこのシリーズ?は死んだ人間が編みぐるみ(前作はぬいぐるみ)に憑依して…というありえなさがコメディっぽさを強調しているし、なにより凸凹コンビのやりとりのおかしさとはまり具合が作品の要として上手く機能している。
     第四話。親と子は、人格を認め合ってはいても対等ではない、というより対等ではいけないんだよね。
     それにしても作者は女性なのに、ナゼ男性だと思われてるの?

  • 加藤実秋さん祭り。Dカラーに続き読了しました♪
    和子と康雄の掛け合いやっぱりいいなー。
    そしてインディゴシリーズに負けず劣らずこちらも出てくるキャラが濃いこと。
    おかげで楽しくすいすい読めました。
    今回はなんといっても和子の成長が見てとれましたね。見ててもイラっとすることがなくなりました。
    しかし、ビックリだったのはチャンネルファンタズモがこの小説に出たこと。ああ、ファンタズモ読まなきゃって気になりましたよほんと。
    探偵家族とテディ・ゴーはちょっとホロッとしましたね。
    今回もなんか続きがありそうな終わり方だったので、続編に期待です!
    ネット雑貨店の店長及び探偵事務所の調査員としてのズッコの活躍、楽しみーっ!

  • 深く考えずに楽しめるのがいい。
    ぬいぐるみの中に刑事のおっさんの魂って!(笑)
    周辺のキャラも個性濃すぎ(笑)

  • アー・ユー・テディ?の続編です。カエルになって戻ってきた殉職刑事、康雄。ふたたび主人公、和子とコンビを組みます。カエルを持ち歩くのが嫌な和子は一念発起してクマのあみぐるみを作り、康雄はお引っ越しします。ということで、今回もテディが活躍。この巻では和子の家族も巻き込まれ、康雄の娘も巻き込まれるなど、「半径二メートル以内」の身近な事件が中心です。だからこそいつもそばにいる人の大切さが伝わり、自分の周りを見直すきっかけとなるような気がします。

  • 本屋さんで見つけて、即買い。
    康夫さん、前回で旅立ったのにどうして戻ってきたの??と思いながら読み始めました。
    和子と康夫さんのかけ合いは面白かった。
    次回作も期待。

  • シリーズ2作目。

    身近な事件を取り扱っており、ほんわかムードでいいと思います。
    是非そのままの康雄さんでドラマにしてください!

  • 軽いんだけど、意外と無駄なディティールが面白い。
    もと脚本家作家?なので、すごいテレビっぽい話の進行だけど、
    それなりにキャラに愛着を抱いて、
    前作は話的には終わりだったんだけど、無理やり
    変な設定を作り上げて、なんとかシリーズ化してくれたのが
    ちょっと良かったり。

    なにより、この作家、男性だよね??
    妙に可愛いものへのディティールが力入っているのだが…
    まぁ、可愛いもの好きの男性だっているわな。
    でもそういう細部のこだわりが、適当に書いている本との違いを
    感じさせるんじゃないかな~~とも思う。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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