あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569679075

作品紹介・あらすじ

あなたは、日々をただ、なんとなく過ごしてしまってはいませんか?▼何も考えたり思ったりせず、昨日と同じ毎日を繰り返すくらい、退屈で疲れることはありません。▼逆に、今日を少しでもあたらしいものにできれば、大切な一日を自分らしく過ごせて、それだけでうれしくなるものです。▼小さいことでもいい。あなたが発見したり、工夫したり、気がついたりした、あたらしさを大事にしましょう。▼本書では、著者が自身の経験から見つけた、「あたらしいあたりまえ」をたくさん並べました。▼暮らしと仕事をイキイキと輝かせるためのヒントがいっぱいです。▼文庫版特典として、食を大切にすることで日々を輝かせている料理家・高山なおみ氏の解説を掲載。▼『暮しの手帖』編集長からあなたへの「気づき」のプレゼント。

感想・レビュー・書評

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  • 優しい言葉たち◎体に優しい定食を食べたみたいな気持ちにしてくれる。

  • 松浦弥太郎さん好きなので、3部作のうち読んでなかったやつを読んだけど、あんまり入ってこなかったな。

    2012年の本を2023年に読んだから、全然新しくないからな(^^;;

    ベスト101の文庫が出たので、そっちをを読もうかな。
    ベストセラーでもやっぱり新しく更新していかないとってことなのかな。

  • ⚪︎わからない箱…自分をわかるための道具
    ⚪︎自分の住む街の歴史を調べてみる…etc

    当たり前の毎日の中に新しい何かを
    見つけるきっかけがたくさん書かれていて
    ワクワクした。

  • ・目を見て話すからこそ、生まれてくる関係がある

    ・本当の楽しさは面倒くさいことのなかにある

    ・夢はいつでも、いくつになってももてるもの

    ・お金を大切にあつかうこと;使わない「お守り金」1万円

    ・場所、動物、作品;どんどん出掛ける。目、耳、肌で感じる

    ・言葉遣い;その人が世界にどんな気持ちで向き合ってるか

    ・「貧乏くさい」を捨てる

    ・足もとをぴかぴかに_手入れした靴

    ・おしゃれのポイント;下半身の装い

    ・いらないものを探す
    ◎「減らす」ほうへと豊かさの軸を向けてみる
    ・暮らしのなかで不要なものを見つける
    ・なくてもいいものを減らすとスッキリ

    ・忘れるということは、怒りや恨みからじぶんを解放すること

    ◎落ちこんだときは、得意なことをしてみる

    ・ゆっくり歩けば、気持ちが変わります

    ・心の部屋の掃除
    ・心の中に部屋をイメージして、ときどき手入れしましょう
    ・心の部屋を手入れすることで、自分も整理されます
    ・心の定規をあたらしく

    ◎「その本質を知る」という目的をもち、本質を知るために「なんだろう?」と推理を重ねていくプロセスが「考える」ということだ
    ・「考える」ためには、主体性と緊張感をもって、集中する必要があります   

    ・自分で決め、自分が果たすものなら、ルールは生きがいになります
    ・ルールとは、自分を律するための、自分のための決まり
    ・ルールとは、明日の自分への約束ごと
    ・ちゃんと毎日階段をのぼるようなルールを決め、それを守ってさえいれば、必ず何かしらの結果は出ます
    ◎自分のルール-自分を律し、明日の自分に約束しているかどうか、これがあるかないかで、その人の未来は大きく違ってくる

  • 穏やかで静かな弥太郎さんの文章は、読むたびに「いいなぁ」と思います。
    強いて言えば「慶して愛する(敬愛ね!)」という表現が近いかな。

    そんなにしょっちゅう読むわけじゃないんだけど、
    年に1度くらい、とっても欲します。

    【本文より】
    ・約束とは、人を喜ばせることです。

    ・「君の店では、理性の接客をしているのか、感性の接客をしているのか」

    ・「面倒くさいことのなかに、本当の楽しさがあるんだよ」

    ・悩みながら僕は、自分が守りたい大切なこととは、「人間としての正しさだ」と答えを出します。

    ・ぎくしゃくと歪んでしまったところを、少しずつ整えていくことこそ、人とのつきあいの基本だと僕は感じます。

    ・特に心の清潔さが大切で、いい出会いにまっすぐ向き合えるよう、人を恨んだり、妬んだりしないようにしています。

    ・「何も変わりはしない、変わるのは僕らだ」

  • 某ビブリオバトルで紹介された本。
    『暮らしの手帖』編集長が執筆されたエッセイ本。
    1つ1つの項目が短く、さらっと読めるが、その中のいくつかが自分の心にグサっとささる。自分の生活を見直すきっかけになる良書。人によって、あるいは同じ人でも、その時の心境によって受け止め方が異なるのかもしれない。
    今の私には「さかさまに考える」(答えは1つではない)の項目が残った。別の答えを用意することで余裕が生まれるのだ。
    一転語のように、手元に置いておき、読み返してみたい本だ。

  • ★特に心に響いたこと2つ


    ●まずは自分で考える
    ・パソコンのマウス(スマホ)に伸ばしかけた手を止めて、目を閉じてみる。
    ・苦労してみつけた答えだけが、しっかりと身につく。

    仕事や暮らしの中は常にわからないことだらけ。そんなときすぐ人に聞いてしまうと、頭が退化してしまう。
    インターネットも同じこと。「考える」という行為を省略して、すぐさま外に答えを求める習慣がつくと、心があくせくしてくる。

    わからなかったら、まずは自分一人で、静かに考えること。とことん考えぬくこと。
    時間はかかるが、理解は確実に深くなる。


    ●向こう岸に背を向けない
    ・自分と違う価値観で暮らす人を否定しない。
    ・違いがあるから世界は素敵。

    人は無意識に、(年代でも)人種をつくる。
    それぞれ別の価値観があり、お互いに交流をもたない。
    年齢、住んでいる場所、職業、遊びに行く場所、価値観、収入、付き合う人たち、趣味、子どもがいるかいないか、結婚しているかしていないか、そうやってありとあらゆるフィルターで、自分も他人もカテゴライズしている。
    それ自体は悪いことではないし、自然なこと。
    大切なのは、自分と違うセンスの持ち主でも、馬鹿にしないということ。

    自分と違う人たちに背中を向けず、いかにリスペクトできるかが、その人の素敵さを決める鍵になる。

  • 確かに自分にとっても【あたりまえ】の内容が殆どだが

    •約束の目的は、守ることではありません。
    約束とは、人を喜ばせることです。

    •自分の日常を感動させるために「ちょっと足りなくする」工夫

    •迷った時は、しんどい方を選ぶ

    •小さな約束ほど守る

    •食べ物に笑顔で接する

    出来てないかもと気付かされた。実践します。

      2021,4,28〜5,7 2時間41分

  • 初めて松浦弥太郎さんの本を読みました。実践してみたいことがたくさんあるので、日常の中で取り入れてみたいです。

  • コロナ禍で自分と向き合うには最適な一冊です

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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