効果10倍の(学び)の技法 シンプルな方法で学校が変わる! (PHP新書 455)
- PHP研究所 (2007年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569691817
感想・レビュー・書評
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一見ハウツー本みたいなタイトルだけれど、「従来のお勉強から、学びへ転換しましょうね!」という提案をしている本。この本は、吉田さんが提案している様々なことを浅く広く集めた、キッカケ本のような位置づけかな。興味をもった内容について深く知ることができるように、キチッと参考文献を載せてくれてるのも嬉しい。
定期的に見返そうと思える本でした。 -
教師同士が学び合わなくて教育の改革は始まらないとつくずく思った。
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教師が日々どのように実践を積み重ね力をつけていけばいいのか、また、組織としてどのように研修、会議、コミュニケーションを行っていけば組織力があがるのか、それらについても書かれている。教師におすすめの本。
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かなり画期的なアイデアで、子どもの自主性を効果的に育むことができる方法が紹介されていると思う。しかし、現状では実施が難しいものや、理解を得にくい方法があるのも事実。採り入れられるものから採り入れたい。
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校内研究の進め方や研究協議など、自分がこれからどのように学んでいくかについて、凄く考えさせらた本です。どんどん取りいれています。
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著者が伝えたいことは?
学校や先生が元気になる為に、今までの時間の使い方を変えよう。やり方や発想を変えてみよう。そうすれば、今までと同じ労力で、実現できるという提案…
また、そのやり方は、極めて、シンプルで誰にでもできるやり方…
授業を変えるだけでなく、教師の学びを変えよう。
教育の実践に関する改善は、教師や学校から始まるのであって、政策から改善されたことはない。
①教師の学びについて
従来の研修から脱却
1.大きなビジョンに対して自由な実践をする。
2.レポートを書く
3.ワークショップで情報の共有
新潟の実践校をもとに…
『勤務時間で終わる研究を…』
学校内で、学習サークルを作る
②授業について…
1.チーム学習
2.テーマ学習
3.ワークショップ
③学校を変える
1.保護者、地域の人たちとの取り組み。
学校に保護者を参画して頂く。
授業参加、ボランティア
地域の人と一緒に学校を作りあげて行
く。
親が学校運営に参加…
2.制度を変えていく。
教室や学校全体を生徒にとってもっと
居心地のいい空間にする。
図書室等の改善
時間割の柔軟な取り組み。
学年担任制の取り組み。
学校を核に地域を活性化していく視点は、すごくよのなか科の藤原さんの取り組みに似ている。