投資で浮かぶ人、沈む人

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569697970

感想・レビュー・書評

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  • 大きなお金の流れについて言及。ここ最近よむところにより
    やはり円高は進む傾向か。
    日本はアメリカ依存からの脱却をしなきゃいけないのである。経済だけではなく政治もか。

  •  一般庶民は本当に円高で困っているのか?っていう素朴な疑問を投げかけている。自国通貨が強くなって困る国民はいないのだとか。ならばなぜ、「1970年代末期のようなドル危機の再発を恐れた先進国は、協調的なドル安を図ることで合意した」これをプラザ合意という(wiki参照)てなことが起こる?ドルは世界の基準通貨なのでドル高が行き過ぎることを抑止しようとしたのか・・・

     2011年8月19日に付けた史上最高値(75円95銭)から更にドル安円高が進んだとして、環太平洋戦略的経済連携協定(TTP)が成立したとすると、大量の海外の農産物が激安で輸入され、更なる物価が安くなりデフレ経済がつづきそうである。給料が上がらずインフレになっては国民の生活が苦しくなるのだから、経済自由化円高容認が多数の国民にとっては理想なのだろう。

  • 著者の過去の経験を元に、これからのマーケットについての持論を述べている本です。投資法についての解説は第4章からとなっており、それまでは著者の過去の経験やサブプライム問題について言及しています。
    サブプライム問題については一般化したのが2008年9月頃なのですが、この本を見る限りマーケットでは2007年中くらいから問題として上がっていたようです。
    個人的には第1章から3章までは流し読み程度で十分で、第4章のみ少し参考になりました。
    投資法いちから学びたいという人には向いていませんが、マーケット現場の考えを知りたい人には良い本かもしれません。

  • まじめな本だと思いました。

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著者プロフィール

1968年生。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得退学。京都学園大学教授。国際関係論。「言語と民族紛争──スリランカの事例」(月村太郎編『地域紛争の構図』晃洋書房、2013年)。

「2015年 『人間存在の国際関係論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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