- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569708188
感想・レビュー・書評
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既に書いた通り、非二元の扉を開くには、「自我」と「気づき」の違いを知ることだ。心身の状態に気づき、認識に気づき、感情に気づき、思考に気づく癖をつければよい。
https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/02/04/005630詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非二元の悟りについて丁寧に書かれている本です。
著者は禅とアドヴァイタによって覚醒した人ですが、アドヴァイタの悟りを得ることの難しさが分かりやすく書かれています。
この本が覚醒を促すかどうかは分かりませんが、少なくとも害にはならないと思う。 -
禅やチベット仏教、心理学を学んだ著者が自分の経験と従来の目覚めの方法とはちょっと違った角度からスピリチュアルを解説。従来のスピリチュアルな考え方に行き詰っている人にはおススメ。
【強引な3ポイント要約】
1、「私はこうである」という目覚めは目覚めではない。とらわれるな。
2、瞑想をし、ベジタリアンになり....、スピリチュアルで有る事に満足してないか?それはそれでエゴである。
3、有るがままに身を任せよ。「こうなりたい」というのは誰の意図か?
【メモポイント】
・達磨の「心をここに出せ。」
・誰が苦しいのか、誰が悲しんでいるのか。私とは誰か。
・今、この瞬間は完全に満ち足りている。 -
書評でかなり評判が良い本なので読んでみました。噂に違わずすごい本でした。最近一番のヒットです。なんというか、スピリチャルな探求を行っている人が陥りやすい誤りを、痒いところに手が届くように指摘してくれています。私は本を読んだとき重要なページの端を折り曲げるのですが、半分くらい折り曲げたんじゃないかという感じでした。文章を読んで、この筆者はとても教え上手な人なんだろうな、というのがよくわかります。
随所にラマナ・マハリシやニサルガダッタ・マハラジの言葉が引用されています。他に白隠禅師の言葉などもあり、日本人の我々に親しみやすいですね。
2009年(原著 Wake Up Nowは2007年)出版の本と言うこともあり、エックハルト・トール、アジャンティなど、最近のグルにも言及されています。瞑想の仕方についても載っており、実践的です。
著者は「ヨガ・ジャーナル」の元編集長。十年以上参禅してきたものの覚醒せず、その後アドヴァイタ系の修行で覚醒。師はジーン・クラインという方のようです。