尾木ママの 10代の子をもつ親に伝えたいこと (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569761688

作品紹介・あらすじ

親子間の距離の取り方やいじめ、性のことなど、問題山積みの思春期の子育てをどのように乗り越えるか。人気の教育評論家がアドバイス。

感想・レビュー・書評

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  • いろいろなことを言って、たまにネットで叩かれていますが、本で読むととってもいいことを言っています。学級通信でいいことかくタイプと見た。基本は認めてあげること。でもここまでという壁にもなってあげること。最後に昔と今は違うということ。どれもこれも納得感がすごいです。

  • 読了。いいことたくさん書いてあった。そのことに100%集中できたらいいのだが、人生いろいろあり、ついおろそかになってるなと思う。この本の内容を世の中の親はどれぐらい実践できるかなと思った。

  • 尾木ママの本は文章がわかりやすい。ほんのちょっとだけ、男女のあるべき姿(固定観念まではいかないけど)にモヤモヤする時もあるけど。育児は育自、本当に難しい!過保護、過干渉、理解力、包容力は紙一重なんだなあと思う。

  • 上の子が今10才。体つきも少しずつ変わってきています。これからやってくるだろう思春期に親としてどう接すればいいんだろう?と思い、読んでみました。

    さて、尾木ママの答えは…

    ズバリ!
    (以下、引用です。)
    思春期の子をもつ親の心構えは、とにかく「正面から向き合って、子どもを丸ごと愛してあげる」、これに尽きます。(中略)
    ですから、悩みや不安を抱えている子どもと正面から向き合い、子ども自らが解決策を見つけられるように、ぜひとも「お母さんはこう思うよ」「お父さんは、こんなふうにして乗り越えたな」と伝えてほしいと思います。
    (引用終わり)

    なるほど。
    反抗期が過ぎ去るのを待つのではなく、正面から向き合っていくんですね。
    そのためには、お母さんとしての軸を持たなくては、と思いました。

  • 学校で、塾で教えていた経験から、反省させられることばかり。未熟ながらも、子供たちに育てられました。
    本当に試行錯誤しながらの教育だったと思います。赤面したり、怒りを溜め込んだり、なんでかと考え込んだり、泣くほど喜んだり。

    読みながらそういうことを考えてました。

    子どものケアもいいけれども、尾木ママ、大切なこと忘れてます。
    大人も自分の人生を楽しむこと。子どもの心配に追われすぎて、それを忘れてしまうとその先に幸せはないかなー。

  • 10歳の長男が、今までとてもおとなしい子だったのに、だんだん自己主張が出てきたので、おお!来たか来たか!と読んでみました。
    思春期は爆発的エネルギーで「精神的な自立」という「第二の誕生」を果たす時期。エネルギーの向け方を大人が導き、サポートしてあげることが大事。
    思春期の子どもの特徴をみていくなかで、ひとりひとりの子どもの命、個性を尊重する大切さが伝わり、子どもの成長がますます楽しみになりました。

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著者プロフィール

教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校や公立中学校などで教師として22年間、ユニークな教育実践を展開。現在、「尾木ママ」の愛称で親しまれる。
著書『いじめ問題とどう向き合うか』『子どもの危機をどう見るか』(以上、岩波書店)『新・学歴社会がはじまる』『日本人はどこまでバカになるのか』『子どもが自立する学校』(編著、以上、青灯社)『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)『尾木ママの子どもの気持ちが「わかる」すごいコツ』(日本図書センター)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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