ハイブリッド外交官の仕事術 情報収集から大局観を構築するまで (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569765495

作品紹介・あらすじ

正確な情勢判断はいかになされるのか? 語学術、交渉術、情報術から危機管理術まで、伝説の外交官が大局観を見据えた仕事術を開示!

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 人とは一味違う仕事をするための「人脈術」/第2章 人とは違う言語を喋るための「語学術」/第3章 人とは違う結果を出すための「交渉術」/第4章 発想力と発信力を高める「メモ術」と「プレゼンテーション術」/第5章 人とは違う大局観を持つための「発想術」/第6章 人より早く先を読むための「情報術」/第7章 緊急事態発生でもパニックにならない「危機管理術」/最終章 大局観の鍛え方

  • 筆者は東大法卒の元外交官。シンクタンク代表。

    外交官での経験をもとにした、社交、語学、情報収集、プレゼン、交渉などのTips集。全体を通して心構えを学べる。
    読みやすい語り口ながら、筆者の人柄が伝わる、質実剛健な本。
    外交官の方、外交官になりたい方は必読かと。そうでなくても役に立つ。
    自分の必要なときに、繰り返し読みたい。

    今の私に響いたもの
    ・ノウハウは同業者から、アイデアは異業種から盗む。
    ・外交の8割はないせいで決まる
    ・交渉は目標を設定し、絶対にブレない。
    ・英語の発音に気を配ろう。自己満足の発音をしない。(内容のほうが大事ではあるけれども)

  • "外交官が現地で、どのように人と関わるのかをビジネス視点から考察した本。
    どの世界にも、キーマンがいる。その人と太いパイプを持つには一朝一夕では構築できない。平時から下地を作っておくことが大事。
    ビジネスでも同じ。"

  • 外交官の仕事術ということで、仕事の技術という観点からも面白いし、外交官の仕事を垣間見るという点でも面白い。

  • 同じように外務省で働いていた佐藤優さんの本とも似ている内容。大局観を捉えるのは、本当に大事だと思った。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という名言でさえも誰が言ったかを考えることから。常識を疑うことから始める。人と違った考えを持つには、自分の主張で人を説得できるようにすることが大事。

  • 違うタイプの仕事ぶりとして参考

  • 欧州の地図を逆さにすると、イギリスの位置は日本に似ているというのが面白かった

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著者プロフィール

1953年神奈川県生まれ。東京大学法学部を卒業後、外務省に入省。外務大臣秘書官、在米国大使館一等書記官、中近東第二課長、中近東第一課長、日米安全保障条約課長、在中華人民共和国大使館公使、在イラク大使館公使、中近東アフリカ局参事官を歴任。2005年8月外務省を退職し、外交政策研究所代表を務める。2006年4月より立命館大学客員教授。2006年10月〜2007年9月、安倍内閣で総理大臣公邸連絡調整官。2009年4月より、キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。

「2023年 『通説・俗説に騙されるな! 世界情勢地図を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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