京都西陣なごみ植物店 「紫式部の白いバラ」の謎 (PHP文芸文庫)
- PHP研究所 (2017年5月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569767055
感想・レビュー・書評
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借りるたびに読みむ時間が取れず、3回目でやっと読むことが出来ました。
とく謎が植物関連で、怪我人死人も出なくて
こんな感じの軽い推理小説気に入りました。
逆さまのチュリップ
信長公のスイーツ
さそり座の星
紫式部の白いバラ
蛍の集まる草
桜に秘める -
植物の雑学的なことも知ることができとても面白いです。
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設定は無理やりっぽいですが、植物に特化している事で独自性も出てて良かったです。謎はちょっとした疑問レベルですが、その分気軽に読むのに丁度良い感じ。
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京都植物園の職員とその近くの植物店の女性を主人公に、植物と歴史、京都の文化、短歌土地柄をからめて、登場する植物を究明していく短編連作ライトミステリー。
それぞれの作品で植物をテーマにしながら、文化、歴史等とからめてストーリーを展開していく凝ったつくりになっている。ライトノベルの範疇なのだろうか、なかなか読み応えのある作品だ。
また著者が「塔」短歌会のメンバーであったこともあり、作品中の「紫式部の白いバラ」は短歌を題材に深みのある作品になっている。 -
さっくり読めて、おもしろかったです。
姉妹のご両親&祖父凄いなー(笑)
続きが出そうな予感。 -
さらっと読了。
知らなかった植物について知ることができたのはよかったです。
非常に読みやすいし、幅広い知識をお持ちの作者さんは毎回、物語を通していろんなことを教えてくださるのですが、
『からくさ図書館』もこの本も、恋愛に関する描写だけがちょっと不自然?でそこが気になります。 -
リリース(明子さん)
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植物に関する謎を解く植物探偵。蘊蓄くさくなく面白かった。本筋とは関係ないけど、植物探偵が作るチャレンジメニュー(トマトと干しあんずの味噌汁とか)が気になる。