- Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569768557
作品紹介・あらすじ
2019年の大河ドラマのテーマはオリンピック! ロサンゼルスから2020年の東京まで、選手や関わった人たちのドラマを描いた短編集。
感想・レビュー・書評
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古くは城山三郎から、若手では額賀澪
作家さんによるオリンピックをテーマにした短編集。
全作を読んだわけではないので、評価せず。
城山三郎「硫黄島に死す」を読みたくて、図書館より借りる。
本作は戦没オリンピアン・西竹一中佐が主人公。
西の破天荒な生き方は何となく知っていたけれど、
小説の形で読んでいくと、なおさら胸に迫る。
小川洋子の母と息子のオリンピックも良かったな。
返却期限がなければ、ゆっくりと読みたかった小説。
もう一度手に取るつもり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オリンピックをテーマにしたアンソロジー。
城山三郎の硫黄島で命を落とした馬術選手の話が切なくて胸に詰まった。
その後の浅田次郎さんの「お父さんをください」。
それだけで読めてよかった。 -
半分くらい面白かったです。
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ロサンゼルス五輪から2020年の東京五輪までのそれぞれのオリンピックの物語を集めた本書。オリンピックは出場選手だけのものではなく、誘致に名乗りを上げる地域や主催団体、現地で観戦する人やテレビを通しての観客、そして国を挙げた一大イベントに影響を受ける人たちと様々。そんな人間模様が繰り広げられる7つアンソロジー。
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スポーツスポーツしていない内容だったのがびっくりだったけれどアンソロジーなので様々な視点からのお話が読めてまあ予想通りかな。
期待値あげすぎたせいか好きな作家さんのお話が面白くなかったり、コロナの影響でオリンピック自体の興味が失われているせいかあんまり自分自身が楽しんで内容に没頭できなかったのが残念。 -
オリンピックにまつわる書き下ろしを含めた7編の小説によるアンソロジー。選手の伝記小説から市民の生活を描いた小説、さらにはブッ飛んだ設定のものまで、同じオリンピックという題材から、作家一人ひとりの個性が存分に表れた作品が並んでいる。
東京オリンピックの話題に食傷気味なときにでも1編選んで読んでみると面白いかも?
(生命理工学系 B4) -
ふと手を伸ばして読んでみたのだけど、思ったよりよかった。来るべきオリンピックを盛り上げようというあざとさはなく、作品それぞれを味あうアンソロジーで、背景にオリンピックが読み込まれているという感じ。
個人的な趣味だけど、昔のオリンピックを背景にした作品の方が好み。 -
オリンピックの歴史をたどりながら楽しめる、城山三郎、浅田次郎、奥田英朗他7人の作家による時代を超えた名作短編集。
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もっとスポーツ感があると思ったのに、そんなになかった