婚活食堂1 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 1196
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569769547

作品紹介・あらすじ

名物おでんと絶品料理が並ぶ「めぐみ食堂」には、様々な恋の悩みを抱えた客が訪れて……。心もお腹も満たされるハートフルストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 茅子がプロポーズされるところが特によかった。茅子さん、素敵な女性だもんね。わかるわあ。
    ラストは怒涛のように感動の嵐。

    結婚は難しいですね。
    でも、信頼と愛情があれば、苦労があっても、条件が悪くても、年の差があっても、苦労の中にも幸せを見つけることができるのかな。
    綺麗事かしら。

    恵さんも、いつかいいパートナーができますように。真行寺さん?

  • 婚活ってついている割には、あんまり恋愛模様は出てこない。恵は人を結び付ける事はせず、常連客が悪縁を結びそうになっているのを防いでるって感じ。
    占い師時代から恵をサポートしている真行寺さん、見た目は強面らしいけど、頼りになるし、人生経験豊富だから色々考えてくれるし、いい人だわ。

  • 力のある占い師だった主人公の恵さんがおでん屋さんを営み、常連さんたちの恋の後押し?をしてくれます。
    まず、こんなお店があったら私も通ってしまうなぁと思うくらい居心地良さそうなんですよね(笑)
    おまけに恋愛成就するならこれまた幸せですし。

    恵さん自身の恋のお相手もそのうち出てくるのでしょうか?
    シリーズ物なので追いかけてみたいと思います。
    あと真行寺さんがいつもいいところを持っていくからカッコ良くて仕方ない!

  • 色んな愛の形があるんだな〜と思った
    年の差婚って結構あるんだなと
    恋愛感情があまり得意では無いけど恵さんを1人通して恋模様を描いているからか、サラッと読めたな〜
    1歩踏み出して見なきゃなにも変わらないなと再確認させられました。
    続きも読みます。

  • 常連同士温かい交流ができるお店っていいなと思いました。お店のメニューも、旬のものを取り入れながらも小洒落すぎてないところも良かったです。
    ただ、バツイチで婚活(恋活?)に疲れ断念した私としては婚活のシビアさが垣間見えてまあまあ苦しくなりました。。。無事恵さんの光のおかげでハッピーなお客さん達が増えて良かったです。だから恵さんも幸せになって欲しいです。
    最後に、レシピが出てきたのは驚きました。なんか作ってみようかな。

  • 元人気占い師が営むおでん屋さん、常連さん達が次々に結婚したと思ったら店舗が火事に・・・、いつも支えてくれる真行寺さんかっこいい。

  • 天啓と言うのか、人に見えないものが見える。
    人の役に立てるのか、自分の利益に繋げるのか、ここが出発地点。

  • 結婚は、相性と信頼と愛情。はたから見たら、年齢差、環境の違い等で反対されても、やってみたら上手くいくかもしれないし、失敗してもいいじゃない。

    おでんも、おふくろの味。幸せの象徴。他の料理も、季節感や郷土愛が感じられ美味しそう。

    恵と真行寺さんも幸せになってほしい。

  • 出会うこと、出会った人と、一歩踏み込んだ関係を築いてみること
    誰かと一緒に食事すること、誰かと一緒に生活をしようと決心すること、
    難しいことではないような日常の出来事が、すごく意味を持つように思えてくる。

  • 食堂のおばちゃんでファンになった山口先生の本を購入。

    主人公のおでん屋になるまでの経緯を理解するのに時間がかかった。
    婚活は登場人物それぞれの悩み。常連さんの婚活話を聞いているうちに結婚がまとまっていったのだから、パワースポットと言われてもおかしくないかな。

    おでんネタはどれもおいしそうで、お店があったらぜひ行ってみたいっ。
    蟹面!ちょうどテレビでも見たばかり。おいしそう。

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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