京都西陣なごみ植物店 4 「豊臣秀吉に背いた桜」の謎 (PHP文芸文庫)
- PHP研究所 (2019年11月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569769578
作品紹介・あらすじ
豊臣秀吉が北野大茶会を1日で辞めたのは、ある「桜」が理由だった? 京都を舞台に「植物の探偵」が謎を解く感動のミステリー第四弾。
感想・レビュー・書評
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きれいなラストでよかった。
ま、実菜ちゃんがちょいとにぶすぎって気はするけど、それも可愛かったりね。
神苗くんも、お人好しなぐらいいい人で。
お似合いの2人だと思う。
秀吉の茶会が短縮されたのは史実なのかな。
それとフィクションが合わさっているのが面白い。
本当に、そういうことがあったのかも、なんて思えるのがいい。
ミノルくんや雪伸の再登場も嬉しい。
みんな、元気でいてね。
将来、実菜の隣でそっと支える神苗の様子が思い浮かぶ。
お幸せにね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終巻。
進むべき未来を思い描いて終わりました。
もう少し先まで書いてもらいたかった気もします。
ミツマタと賢者の石
葡萄の涙
花開く絹
花の王様
豊臣秀吉に背いた桜 -
「ミツマタと賢者の石」
念入りに隠されている額には。
直接的な原因ではなかったとしても、傷を負わせた事実は変わりないからこそ気になるだろう。
「葡萄の涙」
送り主は分からないが大切に。
過去の作品を日頃からよく見ていたからこそ、届いた作品を見て誰からか分かったのだろうな。
「花開く絹」
将来のためにも進めるべき事。
変わってしまった後のことを考えても仕方ないが、離れてしまうと思うと言い出せないだろ。
「花の王様」
共に見ることは叶わない景色。
独りでも探す事は可能だったろうが、離れてしまう前に一つでも多く関わりたかったのかもな。
「豊臣秀吉に背いた桜」
歴史を怖いと思った理由とは。
実際に何かを目の当たりにされたら、事実を紐解くにつれて今までとは違う感情を抱くだろう。 -
完結編に至ってようやく慣れてきたのか細部に引っかからなくなり、奇抜な料理も面白くなり、読み通せたことにお礼を言いたいところ!歴史が絡んだ植物のいろいろを知ることができこれもまた感謝!(そして疲れたwww)
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京都西陣なごみ植物店シリーズラスト。
未来につながる終わりかたで、良かったねーという感じ。
2人の関係がこそばゆく感じるのは、わたしの年齢のせいだろうか。
青春という感じ。
ミツマタの花を見たことがなかったので、思わずググりました。
来年は生で見たいなー。。。
そして、来年は、西明寺さんにも行きたい。。
桜の葉が、ホルモンを出しているのは初めて知ってので、驚いた!! -
探偵の話はもちろん安定。それに加えて、1.2巻よりかは和久井姉妹と神苗の話にも進展あり。読んでいくのが楽しかった。