- Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569771687
感想・レビュー・書評
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私にとってこの本は
「自分らしく生きるために知っておくこと」が
●毎日の生活の視点でわかりやすく!
●心に残るキーワードで
●どんなときにもよりどころとなる
一冊です。
何度も何度も読みたい。
そして、
そこで何度も何度も自分の成長を実感したい。
読んでは、気づいてつい行動し成長し、
そして時には、
行き詰った時に読んでは選択肢を見つけて行動して乗り越え、
そして、
新たな自分でまた読んでは気づいて成長できると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●いざというときに助けてくれる部下、日常から全面的に信頼のおける部下がいるかどうかが、成功する経営者と、成功しない経営者の違いではないか。
●しかしこれでも死んでいる人よりましや、弾にあたって死んだ人もたくさんあることを思えば、ありがたいことや、そう思ったら悲観することはない。
●不足を探せばきりがない。「資金の少なきを憂うのではなく、信用の足らざるを憂うべし。」
●小便が赤くなるほどの心配をしたことがあるか。それほどに熱心に社業に取り組んでいるか。その真剣さなくして、奇跡は起こらない。
●「私の方は一所懸命に働いております。それでそんなに下手なつくりもしていない。あなたが高いとおっしゃれば、これはもうやむを得ない。まかりませんからどうぞよそをお買いください。」
●大きな仕事をするのに、いい人ばかりをもって仕事ををするというのは虫がよすぎる。
●素直な心で、心を空にしてものを見る。雑音を聞きながら、それを聞き分ける。そうして社員の進言を見極め、決断を下すのが、経営者の仕事である。
●教えて教えられるものは知識である。教えて教えられないものは知恵である。智恵は自分で会得するよりしょうがない。会得するということは、体験によって、また道場において機会を得て、「あっ、これやな」と会得していく。それをずっと高めていく。
●人を使うということについては、やっぱり誠心誠意よりないと思うんです。
●西郷隆盛は遺訓を残している、国家に功労のあった者には禄を与える、しかし地位は別だ、というんです。地位は、その地位にふさわしい見識のある者に与えないといかんというんです。
●相手に損をさせない。⇒ぼくも値切ることは値切ったが、きみに損をさせたり、儲からないようにはしたくない。そんなことしたら、長続きせんからな。
●常に死を覚悟して、しかも自殺もせず方向転換する離れ業を、心に描ける人でなければいかんですな。楽なもんやない。
●自分の心の底からは命令調をなくさなければいけません。
●「この仕事は自分ひとりではできない。知識も要る。技術も要る。そういうものはみな部下がもっている。その人たちが動いてくれて、初めて仕事ができるのだ。」というような心持ち、そしてまた部下の人たちが仕事をしてくれることへの深い感謝と慰労の気持ち、そういうものが根底になくれはならないと思うんです。 -
【組織のリーダーとしての考え方】
このは、買ってすぐに読んでしまいました。
帯に書いてあるように「社長とは熱意にかけては最高でなければならない」という話も心に残りましたし、ほかに「社長は他の人の分まで心配する役割だ」などという話が印象に残りました。
松下氏の社長としての長年の経験から紡ぎだされた、珠玉の知恵がつまっており、とてもすばらしい考え方だと思います。
たとえ今リーダーでなくとも、私たちはかようなリーダーとしての考え方や苦労というものを、勉強すべきではないでしょうか。 -
21年9月
どんな仕事も、公に還元していく心持が重要なんだなと、
それから、自分と関わる人が皆がよくあるようにと、
明日への働く意欲になります。
さんぽうよしーの近江商人みたい。