- Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569771748
感想・レビュー・書評
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"日本球界の至宝"とワタシが崇めるノムさんに
ついて、"日本スポーツジャーナリストの最高峰
の一人"とワタシが思う二宮さんが書いた本と
あらば読まずにはいられず、手にした一冊。
ノムさんの配球理論を称して、もはや「配球術」
ではなく「配球学」である、と定義してしまう
二宮さんのセンスが好きなんだが、この本でも
いくつかそのセンスが光った。
例えば『配球の連結決算』というフレーズ。
さらには、『プロ野球の解説を聞いていて私が
思わずテレビを消すのは、絶体絶命の場面で、
解説者が「ここは開き直って、思いきり投げ
ましょう」と言うときである』では、胸がすく
思いがした。
でも、今回の本で光ったのはそのくらいで、
あとはノムさんの著書に書いてあることの
焼き直しがほとんど。二宮さんの著作にしては
オリジナリティに欠けていたのはちょっと残念。
ノムさんの退団に合わせて、出版社からのプレッ
シャーで出版した本?なんてことを考えてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自伝風味で内容はかなり薄くさらっと読めるだろう。野村克也氏に関する本はこれが初めてなのでとりあえず★3をつけておく。
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野村本は内容が似通っていて、飽きてきた。。
どれも面白いんだけどね。
下記本より抜粋。
- 財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上
- 小さい事が大事で、小事をおろそかにする人は伸びない。人間として最大の悪は何か。それは鈍感である事です。 -
既に他書で書かれた内容。かつその内容の掘り下げも他書のほうがしっかりやっている。
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借りた本。
斉藤和巳んについて少し触れられていたのも反応したけど、それ以上に野村監督も中田翔に注目していることがちょっと驚きました。
そしてこうして書かれたことによって、私にとって中田翔はよくも悪くも気になる選手なんだなとしみじみ。
二宮清純が野村さんの言っていることをまとめなおした感じで、特に二宮さんだから監督のこの言葉を引き出せたとかいう印象は特別なかったけど、でも「プロ野球はお金が絡んで汚い。高校野球は汚れがない」というのは違う、高校野球だって充分金が絡む世界だという記述に頷きました。高校野球もプロ野球も大好きだけど、高校野球はプロと違って汚くないから好き、と聞いたりすると、主張の半分はわかるけど半分はわからないと思うことがあったのをちょっと代弁してくれたような。
うーん、一瞬一瞬のこれっきりしかないという煌めきは高校野球独自の魅力だけど、汚いがあるからこそ煌めき部分が輝くというか。うーんうーん。 -
あまり目新しい話はなかった。
残念。
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指導者として最も重要視する要素はなにか。
「哲学と思想」