- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569778259
作品紹介・あらすじ
本書は環境問題および環境経営の最新事情や背景をわかりやすく解説。その上で、多様化するステークホルダーへの対応法、効果的なマーケティング、新しいビジネスモデル開発など、エコの波をチャンスに変えるための具体策を説く。
感想・レビュー・書評
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環境経営や環境会計について、短時間で学ぶことができる。
どちらかといと、経営や会計より環境よりの内容となっており、環境基準については詳しく書かれている。
全体像を知るには、もう少し詳しい本にあたらねばならない。
導入の一冊と位置付けるべきだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり印象に残っていない本。
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経営の5つの要素、経営戦略、マーケティング、マネジメント、アカウンティング、ファイナンスに加え、これからの企業経営には環境の視点が必要である。これからは地球に家賃を払うという発想がいいと思った。
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わかりやすい。
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本郷孔洋著「エコの波をチャンスに変える わかる!環境経営」PHPビジネス新書(2006)
地球規模で深刻化する環境問題。人々の意識の高まりと共に、企業経営にも環境対応をとりいれる時代になってきている。企業にとってこれをチャンスとして捉えていくことができるのか、という観点で書かれている。
* グリーンニューディール政策は、具体的には、太陽光発電などクリーンエネルギー導入に対して、今後10年間で1500億ドルを投資し、500万人の雇用を創出。まうz手始めに3年間で新エネルギーを倍増、政府施設の755と200万世帯を対象にい古い暖房施設、照明施設などをエネルギー効率の高いものに取り替える。
* 経済発展を維持しうるように世界経済を再構築することは、市場最大の投資機会をもたらす。ここで起こる意識の転換は16世紀のコペルニクス的転回に匹敵する。規模では、環境革命はかつての農業革命や産業革命に匹敵する。
* 環境報告書の一般原則①目的適合性②信頼性③理解容易性④比較容易性
* 企業のトリプルボトムライン①経済的にきちんと利益をあげていること(経済性)②環境に対して配慮なされていること(環境性)③持続可能な発展について社会的に寄与していること(社会性)
* 環境に適応した企業だけが生き残ることができる。企業経営で大切なのは、あくまで環境変化(この場合は経営環境の意味)への対応。