どんなマイナスもプラスにできる未来教室

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569786735

作品紹介・あらすじ

未来を思い描き、行動を選択することで現実はぐぐっと動きます。選択する勇気がピンチを救い、チャンスに変える。その方法を教えます。

感想・レビュー・書評

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  • 石坂産業の2代目社長による著書第3弾。
    前2著同様、経営者としての歩みを振り返っている。エピソード素材は前2著とほぼ同じである。

    ただ、本書は対象読者が子どもであるらしく、各章の導入部は絵本風になっている。
    また、自社の環境への取り組みにウェートが置かれているのも特徴だ。

  • 前著「絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! 2代目女性社長の号泣戦記」に続き、石坂社長の取り組みについて学びたく2冊目を読了。前著から3年経っていることもあり、石坂社長が経営・事業の中でも大切にしている「循環」の考え方、自然保護・里山保全の思想など、石坂社長の理念がとても洗練されており、各パートのはじまりは絵本調の語り口で子供でも分かりやすい本でした。2冊読んで理解が深まった面もありますが、個人的にはおそらく石坂社長の初めての著作である「号泣戦記」の方が、マイナススタートから今の石坂産業の基盤を築くまでの石坂社長の苦悩や熱量がビシバシ感じられてとても読み応えがあり、そちらもお勧めです。

  • この人めっちゃ好き。
    美人やし。

  • 【関心を持つ】

     本書の著者は石坂産業株式会社の社長、石坂典子氏である。石坂産業は産業廃棄物を処理する会社として活動している。著者が仕事をしていく上で様々な災難や困難に直面していた。それに正面から立ち向かうことによって危機を逃れてきた経験から、どんなピンチでも大逆転することはできるかもしれないと本書を通じて発信している。自身の実際の体験をもとに表現されているため心情が細かく描写されているとともに、やさしい語り口で誰にでも読みやすい要に配慮がみられた。題名にもある「未来」という言葉が作中のキーワードとなっている。
     P52ℓ11「最後まで想像してほしい」この言葉が特に印象に残った。私たちはいついかなる場面でも選択をするだろう。時間をかけて考えた上での選択、なんとなく無意識のうちでの選択。後者のなんとなくの選択をその先まで考えることが必要だと諭しているのだろう。「関心を持ってほしい」と本書で書かれているがその通りだと思った。私自身、今までなんとなくの選択をしていた時はそのことに関心がなかったと言っていい。特に自分に全く関係がないと思ってしまった時は、後先のことなど一切考えていなかった。本書の内容に落とし込んでみると、日常生活で生じるゴミが後どこに運ばれてどんな処理をしているのか。普段はほとんど気に留めない事柄だった。しかし今は多少興味が出てきている。それからゴミに関しての見方も変わっている気がする。関心を持つと持たないとでは意識・行動などが大きく異なると改めて思った。このことから、私は自分の未来のことを想像して関心を持つ必要性を感じた。簡単なことではないと思うが自分のためにも考えようと思う。
     本書を通して思いを重要視していることがわかる。著者自身、実現したい未来のことについて考え、変えたいと強く思い、目一杯行動してきたのだろうからどんなマイナスもプラスにできたのだと思う。
     今回読んでみて自分の未来のことに関心を持ち、今の選択を未来のためになるように考え、その通りに行動することの大事さを強く感じることができた。関心を持つことは何かきっかけがないと難しいことだと思うが、本書では今まで気にならなかったことを考えることで新たな視点を持つことができた。

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著者プロフィール

石坂産業株式会社代表取締役

「2017年 『どんなマイナスもプラスにできる未来教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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