望みがかなう 魔法の日記 (わたしたちの本棚)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569788708

作品紹介・あらすじ

竜也は、友達の光平が日記を書いただけで、泳げるようになったことに驚いていた。そこで、自分も同じように日記に願いを書いてみた。

感想・レビュー・書評

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  • 『願いがかなうふしぎな日記』の続編!
    ふしぎな日記にも登場していた主人公。すごく心の中は小学生だけど、なんか男の子のプライドが傷ついたんだなーって思いました。よく小学生の高学年の子に多い気がする〖練習や努力とかしてるのはかっこ悪い。しれっと出来るのがカッコイイ〗風潮(笑)あったなー!って懐かしくなりました。
    ハリーポッターが出てきたのも個人的に好きだったし、最終的にお互いを分かり合える存在になれたのが良かったです。

  • 「亡くなった祖母から買ってもらった日記帳に書いた内容が実現した」と言っている友人を半信半疑で同じことを始めて見た物語だった。
    その結果、実現しなかったことが いくつかあったが、運動会の団長になれたり、あや跳びが今まで83回だったのに、特訓したら138回になったりなど、成長が見られて、とても嬉しかった。

  • 「願いがかなうふしぎな日記」の続編にあたる作品。

    目標が達成できないと、環境のせいにしたり、自分を責めたりしがちだけど、
    「もしきみが失敗したというなら、それは目標の立て方そのものに失敗したんだよ。」
    というおじいちゃんの言葉はいいな、と思った。

    目標は高ければ高いほどいい、ということもよく聞く気がするけれど、達成感を味わえることがまず最初。
    一歩一歩進んでいきたい、と思いました。

    読むのは難しくなく、高学年におすすめ。

  • この本でもハリーポッターがやたら出てきた…

    えぇ…なんか友達の山下竜也くんすごく嫌なやつじゃん。友達のことお前呼びする時点で手が止まる…
    のっぽさんと、ユカリンとの「メダル獲得プロジェクト」特訓以降ようやく子どもっぽさを感じるようになってきた。
    話の面白さよりも、キャラが好きに慣れないと私は本を楽しめなくなってるなあ…と最近つくづく感じる。この本もそうだった。

    p.14 ありがとうという気持ちと、「おまえに言われたくない」という気持ちが波のようにぶつかり、何度も水を飲んでしまった。 ←嫌なやつすぎてページめくれない

    推しに弱いことも知っていて、「親友じゃないか」ってぐいぐい秘密を聞き出すのも嫌だ〜

    p.113 はっきりいって、ぼくは特別な練習などしたくなかった。秘密の魔法のペンの力で望みを叶えるのが、かっこいいと思っていたから。 ←そうなったらどんなに良いことかと思うも、現実は努力なしには達成出来ないのよね…練習あるのみ。。

    p.141 そんな人(ユカリン)がとなりの席に来て、はじめはため息をついた。できたら木ノ内さんと替わってほしいと思ったくらいだ。でも口をきいてもらえるようになったら、印象が変わった。尊敬の気持ちがわいて、少しはこの人を見習ってみたい、と思うほどに。 ←結局は単純なんだろうなと感じた。でも小学生ならそれくらいがちょうどいい。

    ラスト5ページほどの、おじいちゃんと孫のやり取りがすごく温かくて良かった。本人が否定しかけた言葉を、優しい言葉で肯定して本人にも受け止められるように伝えてくれる。竜也くんもそれでもっと自信持てたんじゃないかな。
    孫の日記を見て、おじいちゃんも日記と共に夢を思い出して再チャレンジする。

    1番最後の目次項目「新しい三人組の誕生」、なるほどなあ〜すごくしっくり来る!

    あとがきまで読んで、おじいちゃんの言葉を聞いて、私も目標を決めて進めるように書き留めたい!
    前に進みむぞ!!

  • 『願いがかなうふしぎな日記』の続編。『願い~』未読なのですが、まあこれ単体でも楽しめる。ただ、主人公が日記をつけはじめるきっかけが前作の主人公とおぼしき少年のため、読んでた方がより理解できるかも。

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。主な著書に『願いがかなう ふしぎな日記』『願いがかなうふしぎな日記 光平の新たな挑戦』『望みがかなう 魔法の日記』『夢をかなえる 未来ノート』『「水辺の楽校」の所くん』(以上、PHP研究所)、『走れ!家出犬ジェイ』『電車でスタンプラリーへGO!』(以上、金の星社)、『勇気を出して、はじめの一歩』『ここではない、どこか遠くへ』(以上、小峰書店)、『メロンに付いていた手紙』『歌え!多摩川高校合唱部』(以上、河出書房新社)などがある。

「2023年 『願いがかなうふしぎな日記 夢に羽ばたく夏休み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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