秘密に満ちた魔石館

著者 : 廣嶋玲子

• PHP研究所 (2019年8月8日発売)

感想・レビュー・書評

[まちよさんの感想 · 2021年7月4日]

宝石にまつわる不思議なお話たち

児童書ですが大人も楽しめます。

[mokuyoubiさんの感想 · 2021年4月28日]

978-4-569-78885-2
C08093\1000E.

秘密に満ちた魔石館
2019年8月23日　第1版　第1刷発行
作：廣嶋玲子（ひろしま　れいこ）
絵：佐竹美穂（さたけ　みほ）
発行所：株式会社PHP研究所
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カバー袖より
魔法使いの水晶玉を盗んで有名になったハキーム
呪いをかけたルビーの指輪がなぜか娘の薬指に
山羊の意から出てきた石を持つ奴隷アッパ
王の墓でティシャは猫に導かれ
アン・ティースが見た幽霊屋敷の指輪の秘密
旅人を守る意思をもって旅に出たトニオ
ぶつかり合うオニキスとアメジストの力
お嬢様を必死で守ろうとした珊瑚
-----------------目次
プロローグ
水晶　魔法使いの弟子
ルビー　赤い目の悪魔
ベゾアール石　大草原の民サヌバ族の子
猫目石　ツタンカーメン王の墓
ムーンストーン　幽霊屋敷の双子の姉妹
トルコ石　旅人を守る石
オニキスとアメジスト　大きな屋敷の貴族の娘
珊瑚　魔石館の主人との約束
エピローグ
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石にまつわる　短いお話を集めたもの。
佐竹美穂さんが挿絵をしていて楽しめます。
不思議を売る男も物にまつわるお話を集めたものですが、あちらは古物商で、店の主人のキャラが立っていますが、こちらは石の解説がお話の最後に添えられ、魔石館の主人は語り手として導入部分に登場するだけ。表紙には佐竹美穂さんが書かれたたぶん魔石館の主人と思われる人物が描かれていて、このキャラクターについて何も明かされていないのがちょっと残念。（主軸は石にあるのだろうけど、どうも自分はヒトに興味が向いてしまうようで・・ｗ）
この続きがあるようなのでそちらも見てみようと思います。もしかしたらそちらにこのご主人のことが描かれているかもしれないからね。
魔石のお話は楽しめたのですが、それがここ（魔石館）にある理由はナゾで、ホープダイヤのような理由があるのかしら？

この一冊を手にした理由は
廣嶋玲子さんの「妖怪の子預かります」シリーズを読んでいて、別の作品も読んでみたかったから。

[kokokuwaさんの感想 · 2021年3月12日]

ラピスラズリという宝石が絵の具にされてたことを初めて知った。昔の人はスゴいなぁと思った。

[たまさんの感想 · 2021年2月11日]

ホントにこの方は
ストーリーテラーだと思う

[ちひろ。さんの感想 · 2020年11月24日]

曰くのある来歴を持つ宝石たちが語る自身の物語。「ふしぎ駄菓子屋　銭天堂」シリーズの作者が描く短編連作集。
一話あたり5分程度でさらっと読める。小学校中学年から。

[みどりさんの感想 · 2020年10月25日]

宝石にまつわる不思議な話
昔話みたいのようで、楽しく読めました

[マカロンさんの感想 · 2019年11月21日]

宝石図鑑が見たくなるだろな。

[11142921さんの感想 · 2019年10月6日]

2019/10/6(日曜日)

[葦さんの感想 · 2019年9月30日]

おもしろかった！続きが読みたい。

著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3（3冊セット）』 で使われていた紹介文から引用しています。」