「ツキ」の科学 運をコントロールする技術

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569794600

作品紹介・あらすじ

一般のサラリーマンから投資家、プロのギャンブラーまで、大きな幸運に恵まれた人物たちすべてに共通していた特徴とは?そこには、一見、常識とは異なる意外な法則性が潜んでいた。

感想・レビュー・書評

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  • ツイているとは何か。
    大きく得をするために、小さな損をいとわない。たとえ小さな損が続いても受け入れる。それが長い目で見て勝つ人間に共通する特徴であり、運が良いとされる人全てに共通する特徴と言える。
    運のよい人は自分で意識して、懸命に悲観的な態度を取っている。悪いことはいつ起きるか判らないから、常に備えを怠ってはいけない。私的には常に最悪な事を想定してやっていると理解した。
    頑張っていれば、きっと良いことが有る、というのは昔ながらの価値観だが、これはどう考えても誤り。この思想がなぜ、これほど長く生き残ってきたのか不思議。
    ・物事がうまくいっているときは、流れに任せる。
    ・脇道にそれた方が上手くいきそうなら、それてみる。
    投資家である著者の言葉は、投資の上では大変参考になった。

  • ついてる人とついてない人両方に関して、余りにもな事例も書かれているのでほんまかよ?と思い、実名が上がっていた俳優の名前を検索したら実在する人物でした。よってちゃんと調査した事例を掲載しているようです。
    では、実際についてる人たちってどういう特徴があるのか?本を読むと納得させられるものがありました。

  • 「幸運な人」とそうでない人の違いは何から生まれるのか探る本。「幸運」「不運」な人の事例豊富。何か新しいことをしようとする人の背を押してくれる内容。

    印象的だったのは「幸運な」人が、何か新しい(自分にとっての「夢」だったことへの)挑戦をしようとするときに、それをして失敗した時のリスクと、しなかった場合のリスクを天秤にかけて行動しているということ。

    あるいは「幸運な」人は、早めに自分の間違いを認めて撤退ができることも特徴の一つなのだとか。行動が早ければ早いほど傷口は小さく、ほとんど失うものはない。

    ただし、タイトル通り「科学」と言われるとどうなんだ? と思ったので、★は少し辛目につけてみた。

  • 運とかツキなんてものは迷信だとわかるだけでも読む価値がある本。教育や文化によって身につけたバイアスに気付かされる。

  • なぜ、ある人に幸運なことが起きて、他の人には起きないのか? 幸運の本質を科学的に考察し、それを手に入れるための法則を明らかにする。

    第1部 旅の始まり
    第2部 運とは何か―科学的な見解
    第3部 運とは何か―神秘的な見解
    第4部 運を良くする方法

  • 「ツキの科学」というタイトルを見て、「ツキを科学的に分析した本」を期待するかと思いますが、そういう本ではありません。
    世の中で言われている「ついている」状態になるための心得として、以下の5点があげられています。
    ・社交的になって、色々な情報にふれる
    ・色々な勉強・経験をして、直観力を身につける
    ・勇気をもってチャンスを掴み取る
    ・ラチェット効果をはたらかせる
    ・悲観的推測に基づいて行動する

    …んー、悪い本じゃないけど、ちょっと期待はずれ。

  •  著者は、20年以上にわたり、千人を超える人々の人生について調べ、「運の良い人」にはどういう特徴があるのかを探りました。
     その結果、運の良い人には5つの特徴(社交性に富む・直感力がある・勇気がある・ラチェット効果をはたらかせる・悲観的推測に基づいて行動する)あることに気づきます。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=775

  • ①社交性に富む
    ・拒絶を恐れない
    ・人間はお互いに好きになろうとする
    ・孤独好きは幸せになれない
    ②直感力がある
    ・直感は情報の山から生まれる
    ・知り合ったばかりの人の直感は信用しない
    ・怠けたい理由で直感に頼らない
    ・願望と直感を混同しない
    ・常にその場の印象や雰囲気をつかむ努力をする
    ③勇気がある
    ・勇気と向こう見ずの違いを見極める
    ・情報が十分でなくともまずは一歩踏み出す
    ④悪い時はやめる(ラチェット効果を働かせる)
    ・人は自分が間違ったとなかなか言えない
    ・投資した物を捨てるのは難しい
    ⑤悲観的推測に基づいて行動する
    ・悪い時は常に起こる、準備を怠らない
    ・物事がうまくいっている時は、流れにまかせる
    ・脇道にそれたほうがいい時は、それてみる

  • 幸運を科学しようとする野心的な試み。そんなことできるのか?
    …が実際は統計、というか多くの人の経験値のレポートが主。

    降って湧いてくるラッキーを否定してはいないが、幸運と直感の多くは人の行動パターンや脳の潜在意識が呼び寄せるものとして法則にまとめているので、そこだけ読めば事足りる(笑

    ちなみに幸運な人の行動パターンとしては、①社交性と②直感力に富み、③チャンスに飛び乗る勇気と、④細やかな注意力、⑤不運を掴んでしまった時の見切り・損切りによる早期の離脱に優れる、そうです。結局、人生は平等じゃないけど、幸運は自分で切り開けるってことよね。

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