みっともない老い方 60歳からの「生き直し」のすすめ (PHP新書)
- PHP研究所 (2011年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569797144
作品紹介・あらすじ
死に物狂いで働いて、ようやく手にした第二の人生。誰もが豊かな老後を送りたい。ところが、現役時代にがんばった人ほど、過去の栄光にしがみつき、会社の肩書や人間関係をそのまま引きずってしまう。いつまでも他人と比べて一喜一憂し、思いどおりにいかないとキレる…。そんな、みっともない老い方をしていませんか?リタイアすれば「ただの人」。60歳になったら「昔はよかった」はやめて、「素」の自分で現在を愉しもう。人生80年。「死ぬときは死ぬがよろしく候」の境地で最期を迎えるために大切にしたいこと。
感想・レビュー・書評
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「人面魚現わる !」・「電線に止まったUFO」・さらには「マドンナ痔だった !」など衝撃的な一面見出しで有名な東京スポーツ(東スポ)で出版部長を務め、独立後は1979年の『天中殺入門』や1995年の『脳内革命』というベストセラーの仕掛け人として知られる一方で、『男の成熟』・『遊びの品格』など100冊を超える自著で男の生き方・働き方を問い続ける「生活経済評論家」の川北氏が、60歳からの暮らし方について提言する。人類が史上初の「超高齢社会」という未体験ゾーンに突入しようとする今、定年後の20年以上にも渡る日々を単なる「人生の延長戦」とか「オマケの余生」と考えるのではなく、人生の第二幕として新たに「生き直す」のだと啓蒙する。現役時代には職場や人間関係に縛られて思うように出来なかった人ほど、今こそ「素の自分」に立ち戻り、断捨離と上機嫌を基本としたライフスタイルの転換が不可欠であると説く。副題は『60歳からの「生き直し」のすすめ』
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いや、まあ、六十代半ばになってしまった自分としては、身につまされるご指摘がてんこ盛り。この本で身ずまいを質すことができるような若人は、逆に、こんな本読まんだろうなぁ。
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定年を迎える男性向けの本だけれども,若い世代にも参考になる。
皆から愛される好好爺,尊敬を集める長老になる方法についての考察。
『定年後とは,これまでの人生(第1幕)とは異なり,自分の好きなようにスタートをアレンジできる人生の第2幕』という発想。 -
60歳からの生き直し。心得、準備など。
後学のために読んだ。すこし早かったかもしれない。 -
まだ老いてないけど、人としてこうありたいとは思う。
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高齢化問題に興味をもったときに、購入した一冊。
高齢化問題といえば、高齢者を問題の原因として問題全体を見ていたという反省がある。
この本は、高齢者という人間がどう歳を重ねるべきかということを述べていて、とても参考になった。 -
★★★現役世代に仕事一途で頑張った人ほど、過去の栄光にしがみつく(みっともない)。。。老年の最大の報酬は精神の自由である。元気ざかりの人々が重要だと考えることに、ある程度無頓着になれることである(W.S.モーム)
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読んで、みっともいい老い方に したいです。