ルポ 青年期の発達障害とどう向き合うか

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569797984

作品紹介・あらすじ

思春期以降に特有の難しさが加わる発達障害への対応。就労や他者との関係づくりなど、社会参加のために乗り越えるべき壁もある。高校、大学、高等専門学校の現場では、どのような支援が行なわれているのか。その実情と課題をレポートする。

感想・レビュー・書評

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  • 発達障害教育に関する、レポート。
    大学や小学校での実践や、就労の支援などについて書かれています。
    宮城教育大学と富山大学の取り組みは、興味深かった。
    著者が書いた、『「自閉症」の子どもたちと考えてきたこと』も面白かった。
    著者の文章は、一般的なジャーナリストが書いた、「他人事」的な雰囲気や、感情を煽るような表現がないので、個人的に好みです。

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著者プロフィール

1953年、秋田県生まれ。2001年よりフリーランスとして、執筆や、雑誌・書籍の編集発行に携わる。1987年より批評誌『飢餓陣営』を発行し、現在57号。
主な著書に『自閉症裁判』(朝日文庫)、『知的障害と裁き』(岩波書店)、近刊に、村瀬学との共著『コロナ、優生、貧困格差、そして温暖化現象』(論創社)、『津久井やまゆり園「優生テロ」事件、その深層とその後: 戦争と福祉と優生思想』(現代書館)がある。

「2023年 『明日戦争がはじまる【対話篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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