世界の常識VS日本のことわざ (PHP新書 765)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569801629

作品紹介・あらすじ

「日本の常識は世界の非常識」と揶揄される。他方、称賛される日本的発想もある。世界が一つになり、海外勤務や海外出張が必須となったいま、日本では当たり前の価値観や行動基準が外国人にどこまで通用するのか、とても気になる。そこで、私たちの生活に根づいた代表的な教え「ことわざ」を手がかりに、それぞれの世界標準度を考察。海外経験豊富な著者が、ビジネスにも役立つエピソードを交えて日本人の常識度を50項目でチェックする。あの国ではもしかしたら、「旅の恥はかき捨て」とはならないかもしれない。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 日本のことわざを軸に世界普遍的に通じるもの、あるいは、日本の常識とは大きくかけ離れているものを学ぶ。著者の長年にわたる海外経験をベースとした知見であり地に足のついた体験談は説得的である。気に入ったのは、「江戸っ子は五月の鯉の吹き流し、口先ばかりで腸はなし」。かくありたい。

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著者プロフィール

ふせ かつひこ
1947年生まれ。
一橋大学卒業後、総合商社に勤め、
十五年間の海外勤務を含め、国際ビジネスに従事。
2002年より著作活動を始め、下記のように
世代論、日本人論などを中心とした新書や
貿易実務書など著書多数。
古代の物流にも関心を持ち、
近年、日本列島を取り巻く海辺各地を取材。
古代史関連の著書に
『元商社マンが発見した古代の商人たち 歴史新書』
(洋泉社、2012年)がある。他、著書に
『54歳引退論―混沌の長寿時代を生き抜くために
 ちくま新書』(筑摩書房、2003年)、
『島国根性を捨ててはいけない 新書y』
(洋泉社、2004年)、
『アフリカに賭ける―ある商社マンの痛快人生』
(彩流社、2010年)、
『最新版 世界の資源地図』(岩本沙弓との共著、
青春出版社、2011年)、
『世界が見た日本人 もっと自信を持っていい理由
 日経プレミアシリーズ』(大賀敏子との共著、
日本経済新聞出版社、2014年)、
『なぜ世界の隅々で日本人がこんなに感謝されているのか
 PHP新書』(大賀敏子との共著、PHP研究所、2016年)、
『貿易実務の基本と仕組みがよ~くわかる本[第4版]
How-nual図解入門ビジネス』(秀和システム、2017年)
など。

「2018年 『海の古代史 幻の古代交易者を追って』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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