- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569803807
作品紹介・あらすじ
ヒロインのコンビニ副店長の前に現れた67歳の女性アルバイト。おせっかいな"コンビニの女神様"の存在で、売れないお店が変わり始める。実話をベースとした日本初の「おせっかい小説」誕生。
感想・レビュー・書評
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よくある、章ごとにやるべきことが列挙されている本かと思っていました。が、倒れる寸前のコンビニを立て直す物語を通して人が集まる理由が述べられていたので読みやすかったです。どれも実践のハードルが高いものではなかったけれど、できている人は少ない。そんなことに気付かされだと同時に、少しずつやっていきたいと思う内容の本でした。
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いい話だった。
現実はこんなにうまくいくかな?と捻くれた気持ちになったりしつつ、いい話には違いない。
働くは、傍を楽にする。
どこかで聞いたようなフレーズだけど、いいなと思った。
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スラスラ読めた、私もおばちゃんみたいな余裕が欲しいしなりたい
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帰りの電車で読めました。読みやすいビジネス小説です。喜んでもらいたいという誠実さが一番大事なんだと改めて考えさせられました。報われることは少ないけどね。
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オバチャンの何気ない一言や行動は、実は人を引き寄せて、さらに気付きを与えている。一章一章感動した。
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マニュアルを超えるという考え方が良かった。実践してみたい
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読みやすい上に、仕事をする上でタメになる一冊
特に接客業に携わっている方には、とても参考になる考え方が詰め込まれている
◯「おせっかいを覚悟すると、いつの間にか親切との境目が見えてくる」
・接客をしていて、お客様の為にこんなことしたらどうかなと思いついても、「おせっかい」だと思われたら嫌だと思って結局やらなかったことがある。普段からなんでもいいから相手のためになりそうなことを考え続けて、おせっかいと思いつつもやってみないと親切はできない。
◯「マニュアルは『ここまで』やればいいではなく、『ここから』何ができるか」
・マニュアルは最低限の決まりであって、ゴールではない。
◯天使の分け前、「買わない人もお客様」
・自分の利益にならないことでも、たとえライバルにとって有利に働くことですら、お客様に喜んでもらえるのであればやるべき。すべてが自分の利益として返ってくるわけではなくとも、天使の分け前と割り切って、お客様に喜んでもらう。
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2017.12.25 朝活読書サロンで紹介を受ける。
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電子書籍版で初めての購読本です。
読みながら気になった部分など記録できるのは便利ですね。
さて、この「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」ですが
これは一体、小説なのか? ビジネス本なのか?
よくわかってない状態で読んでいったのですが、これはいいですね!
一気読みしてしまいましたよ。
なんだか胸が熱くなり、感動もしました!
物語としても、最後の予想外の展開にも驚かされ、充分楽しむことができました。
そして、コンビニに対する見方も変わりましたね。
あとがきによると、内容はまるっきりフィクションという訳ではなく
50パーセントは実話も入っているとの事
それでは、この本の中で気になった事や気づかされた事をいくつか挙げて行きたいと思います。
マニュアルについて
現実にも融通の利かないマニュアル人間なんていますが、この本では
マニュアルとは、いつの間にか、ここまでやれはいいという上限になってしまっているが
ホントはそういうものではなく、最低限のもので、ここから何ができるかである。
と書かれているが、確かにそうですね。
ルールを守っているからそれでいいとか、それだけでいいとか…
最近ではルールを守らせるためのルールもあったりしますし、マニュアルは諸刃の剣です。
次に人の心について
人の心を知るには、まず、自分の内側を見つめなさい。
頼まれてから動くのは当たり前になってしまう。
頼まれる前に「気づく」ことで、人の心に響く。
人は、何か親切にされると、その人にお返しをしたくなる生き物です。
ここまで抜粋して引用しましたが、「情けは人の為ならず」なんてことわざもあるんだから
結局はいつかは自分に返ってくるんでしょう。
「先義後利」
大丸の経営理念…利は後にして、まずは義(こころ)を先にするものが栄える。
見返りを期待せず、与え続ける事が大切。
多くの人は、「続ける」ことをやめてしまう。
ところがひょっとすると、89パーセントとか90パーセントの位置まで来ているのかもしれない。
明日の一歩を加えることで91パーセントになり、一気に成果が現れるかもしれない。
成功する人と、失敗する人の違いは、続けられるか、途中でやめてしまうかにある。
ここまで抜粋引用しました。
この本は単純に物語としてもすごく面白いですし
ひょっとすると自分の今までの行動を振り返るきっかけになるのかもしれませんよ。
最後に作者の志賀内氏はこう言われてます。
書かれているのは誰にでも簡単に真似できる事ばかりです。
成功の秘訣は、やるか、やらないか、ただそれだけの事!