妊婦マッサージ

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569808079

感想・レビュー・書評

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  • 妊娠期は、全部で七つの期に分けられる。その一つひとつの時期において、お母さんの体の変化や、赤ちゃんの発育の様子は少しづつ異なる。それに伴い、時期ごとに行うセルフケアも変わってくる。

    妊婦マッサージの目的として、胎児の成長を促す、妊娠中の体調を整える、ボディラインの崩れを最小限にするなどがあげられる。

    【~妊娠8週】女性ホルモンバランスが崩れることから起こる、体の緊張をほぐす。つわりなどの不快症状の改善や予防、おなかの赤ちゃんの血液循環の改善、不育症の予防も行う。

    【妊娠9~12週】つわりのほか、便秘になったり、トイレが近くなり始める時期。つわり・便秘・頻尿対策を行っていく。

    【妊娠13~15週】便秘改善に主に腸の動きをスムーズにする。

    【妊婦16~22週】おなかの血行を良くすることで、貧血の改善や、妊娠線予防も期待できる。また、おなかの真ん中を縦に走る「白線」の緊張をほぐすことで、おなかが大きくなるのがスムーズに。膣口、尿道口、肛門のまありにある骨盤底筋とともに、骨盤下口の運動も同時に行うことで、切迫早産を予防。

    【妊婦23~27週】脚の血行やリンパの流れをスムーズにするとともに、むくみや静脈瘤を予防。おなかが大きくなることで圧迫される、腹部静脈の循環も改善する。

    【妊娠28~35週】あなかの中で赤ちゃんが回りやすいよう、重力を利用しておなかの緊張をゆっくりとほぐす。引き続き、骨盤底筋を強化し、臨月期に起きやすい尿漏れや、早産を予防。下半身全体の筋力をアップし、急激な体重増加に対応できる体づくりをしていく。

    【妊娠36~40週】出産準備のため股関節ストレッチを行い、産道を開きやすくし、出産の負担を軽減します。バストの基底部のケアが母乳の出を左右させる。基底部を動かすことで出産直後の母乳の出がよくなり、母乳トラブルの予防にもなる。

  • 妊娠を三期ではなく七期にわけるという考え方。書いてある内容は、それほど新しいこともなく。骨盤底筋の強化方法はいくつか載っていたので、参考になった。

  • 妊娠中の経過に沿ってマッサージを行えば効果がありそう。
    ざっと読んでしまうとあまり書く時期に行っていることの違いが認識しずらいのが残念。全段階を横並びにして何がどう違うのかが分かるとよいのかもしれない。特に横になってやる運動はどう違うのかわかりづらい。
    ほかは、マタニティヨガとかでもよく見るポーズが多かったかな。

  • なるほど〜

    ちょっと妊婦さんのことがわかったような‥

    大変なんだなー妊娠って‥

    ツボはよくわからない
    マッサージも覚えられない(笑)

  • 図書館の新着案内で早速借りたもの。初期の頃からストレッチ的なものが載っているので、早いうちに読みたかったと思った。

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著者プロフィール

鍼灸師

「2016年 『産後美尻ダイエット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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