華麗なる英国貴族101の謎

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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569821573

作品紹介・あらすじ

「伯爵は公爵や男爵よりも上か下か」「メイドはどんな女性が採用されたのか」など、英国貴族をめぐる疑問がスッキリ解消される一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-569-82157-3
    C0022\1300E.

    華麗なる英国貴族101の謎

    著者:島崎晋(しまざき すすむ)
    発行所:株式会社PHPエディター図・グループ

    2014年12月4日 第1版第1刷発行

    カバー袖より
    貴族はどんな暮らしをしていたのか?
    ドラマの舞台ハイクレア城とはどんな城か
    なぜ執事や従者が必要だったのか
    メイドはどんな女性が採用されたのか
    毎朝最初の仕事は何だったのか
    朝食や夕食にはどんな料理が並んだのか
    服装や髪形に決まりはあったのか

    ダウントン・アビー(ドラマ)の世界

    ドラマは見ていないのですが、見開きでコラムのようになっていて読みやすいです。
    イギリスの小説を読むときの知識になればと思って手にしました。
    作者さんにも興味があり、読んでみました。
    -------
    「働いたら負け」的な貴族の生活が、産業革命や戦争によって変化していく様は、もう一度世界史を学びたくなります。
    ホビットの冒険 指輪物語のJRRトールキンとナルニア国物語のCSルイスはケンブリッジで学友だった。貴族の間ではケンブリッジかオックスフォードで内科医、弁護士などが中流階級にあたるそうだ。あとは聖職者か軍人。
    生まれただけで上流で、退屈しないように時間をどうやって過ごしたんだろう。

    --使用人---
    家令(この人にお任せしている。主は直接話をするのはこの人だけ)
    執事(現場を取り仕切る)
    フットマン(下僕 男性)
    ボーイ(下僕見習い)
    メイド
    ・ハウスメイド 掃除単糖
    ・パーラーメイド 接客単糖
    ・レディーズメイド 当主夫人専属の侍女
    ・キッチンメイド 厨房担当
    ・ランドリーメイド 選択単糖
    ・スカラリーメイド 洗い物食器磨き 
    ・ナースメイド 乳母
    ・ナニー 乳母が複数いるとき統括する係
    (ウェットナニー 離乳以前・ドライナニー 離乳後)

    キッチンメイドの中には猟でとってきたキジやシカや山鳩などを捌く係も居た。


    73)ティータイムについての記述の中に興味深いものが有りました。 メモ

    ※誤植?校正ミス?があり、とーっても気になるんですよね。
    ただ、メールアドレスの記載も無く、「乱丁、落丁の時は電話してください」ってあるだけで、読後、もやもやするわ~。

  • TVドラマ 「ダウントン・アビー」を楽しんでいます。
    現在放送中 → URLはこちら http://www9.nhk.or.jp/kaigai/downton3/index.html 『ダウントン・アビー3 華麗なる英国貴族の館』 : 

    本書は、「ダウントン・アビー」にからめて当時のイギリスの貴族と使用人の暮らしについて書かれているのでわかりやすい。

    2015/03/18  予約 2015/03/22 借りる。3/24 読み始める。5/16 読み終わる。

    内容と著者は

    内容 :
    貴族はどんな暮らしをしていたのか?
    なぜ執事や従者が必要だったのか?
    メイドはどんな女性が採用されたのか?
    英国貴族、使用人、メイドをめぐる謎を、明らかにする。

    著者 :
    1963年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒。東洋史学を専攻。
    旅行代理店等勤務を経て、歴史作家として活躍。
    著書に「目からウロコの世界史」「「皇帝・王様」たちの世界史」など。

  • 英国貴族についての事をわかりやすく簡潔に書いていてわかりやすいです。
    人気ドラマのダウントン・アビーが所々出て来ますしそのドラマを見ているとなおわかりやすいと思います。
    私は何となく見そびれてしまって未だに未視聴なのですが(汗)
    だからそのドラマを見て貴族文化や使用人について知りたい、またはある程度知っておいてからドラマを見たいという方にもピッタリな入門書だと思います。

  • ダウントン・アビーのファンブック。
    貴族の話が中心ではなく、使用人と貴族社会について紹介しているが、ドラマを見ていないとさっぱりわからないことも多い。
    また結論をはっきり書かない箇所が散見される。分からないのであれば自論を展開してもよいのではないだろうか。
    別に本書が悪い本とは思わない。
    ただ、タイトルに「ダウントン・アビー」を入れるべきである。

  • 英国貴族の生活や疑問を、わかりやすく解説しています。
    ダウントンアビーの世界を、理解するためにお勧めです。

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著者プロフィール

歴史作家

「2023年 『いっきに読める史記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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