なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか (PHPビジネス新書)

著者 : 佐々木繁範

• PHP研究所 (2015年2月19日発売)

作品紹介・あらすじ

ハーバード卒業式名物のスピーチやTEDの伝説のスピーチでは必ず「失敗」が語られている。リーダーの失敗談で、チームは激変する！

感想・レビュー・書評

[toshifukushimaさんの感想 · 2015年2月22日]

著者自身の失敗を語ることで、壁を乗り越えることの意義を伝える。ジョブスなどの例が取り上げられているが、「私の履歴書」や、リーダーの本を読むと、確かに、リーダー達は「失敗」を語ることが多いと思う。時に、半分、自慢話や昔話に聞こえることもあったり、失敗の大きさ自慢だったりもする。が、本書は、「失敗」は、失敗ではなく、軌道修正の機会だと説く。著者の佐々木さんには、本書の話をこの前、お伺いしたが、自分の失敗を公開することには、悩まれたようだが、その甲斐があって、「失敗」をその後に活かすことがわかりやすく書かれている。前書には奥様が登場したが、本書では息子さんが登場、次作では娘さんが登場するのかと思った。

[なおきさんの感想 · 2018年11月5日]

本書では、著名な三人の失敗談のケースを取り上げ、その三人がどのように失敗に折り合いをつけながら教訓を得、困難を克服していったかを例示しながら、失敗パターンを大きく二つにわけ、とかく陥りがちな「原因追求型」の振り返りだけでなく、「目的確認型」の振り返りの必要性を説きます。

http://naokis.doorblog.jp/archives/talking_about_failure.html【書評】『なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか』挑戦した結果の失敗の振り返り方

＜目次＞
序章　　なぜ、失敗談なのか
第１章　優れたリーダーたちの失敗談
第２章　誰にでも必ず「語るべき失敗」がある
第３章　失敗をリソースに変える「振り返り」の技術
第４章　失敗を乗り越える４つのステップ
第５章　失敗の語り方

三人の失敗談
スティーブ・ジョブズの失敗談
J・K・ローリングの失敗談
オプラ・ウィンフリーの失敗談


2015.10.23　http://mediamarker.net/u/naokis/?asin=4569826164『「辞めさせない」マネジメント』で宣伝されていた。予約
2015.11.10　読了

[たかしさんの感想 · 2015年5月2日]

読了

[ClinPharm1977さんの感想 · 2015年4月5日]

失敗体験を通して、自らを見つめ直し、行動・思考を変えていく。そして、こん失敗体験を通して得た経験、教訓を、周囲に伝える。

失敗の所在を明確にする勇気を持とう！

そして、価値観を整理し、新たな小さな一歩を踏み出そう！

[hieeさんの感想 · 2015年3月6日]

失敗をいかに乗り越えたか、
そのストーリーを語る強さが、
あなたをさらなるリーダーへと導く

失敗を語れ
さすればリーダーたらん

著者プロフィール

ロジック・アンド・エモーション代表

「2015年 『なぜ、優れたリーダーは「失敗」を語るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」